日記 竹を割りすぎる
8/26(月)
定時で上がってダッシュで渋谷、ロロ「飽きてから」を見に行く。
劇中の短歌は上坂さんのXで公開されていたのだけど、本編で初めて触れたかったので見ずに行った。
シーンが切り替わる間際にスクリーンにでかでかと映し出される短歌たちを脳内で2回ずつ反芻する。
私も走馬灯を作るとしたらチャプターごとに分けて切り替わりタイミングを短歌で繋げたいし、BGMも渾身のセットリストを組みたいなと思った。
それぞれがうまく投げられなかった、投げても届かなかった、もはや届かなければいいと思いながら投げた、そしてやっぱり投げなかった言葉たちとその瞬間が三十一文字になっていて、余白が生まれたり逆に余白を補完したりしていた。
ものでも人でも余白があるってとても魅力的〜〜説明しすぎないのに情景も言いたいこともすべてが伝わるってどういうこと、、
「飽きてから」というタイトルとてもいいなと思っていたけど、見終わってさらにいいタイトルだなと思った。
あと鈴木ジェロニモさんが京都にいる同期に見える瞬間があって勝手に親近感が湧いた。
歌うますぎてカラオケのシーンずっと面白かった、歌がうまいってたまにめちゃくちゃ面白い瞬間あるな
アフタートークは穂村弘さん。ほむほむだ〜〜と思った。
上坂さんにあなたは本当のことしか短歌で言わないけれど、実はみんなはそうじゃないんですよと言っていて、上坂さんはマジですか!?と驚いていた。
私も本当のことしか言いたくないけど、本当のことには常に加害性がついてまわるからそれが怖い。
でも日記も短歌も本当のことしか書けない、詠めない。
綺麗に(美談に)しないということと嘘は書かないということを鉄の掟にしているから、それが守れなくなったら日記も短歌もスパッとやめる。
穂村さんが「恋愛を採点するとしたら、この『飽きた』状態の時に点数をつける」みたいなことを言っていて本当にそうだなと思う。
平熱になってからが本番だと思うしそうであってほしいよ
Summer Eyeの西瓜もめちゃくちゃ頭に残り、聴きながら帰った。
劇場時代のアルバイト・シバハラくん(仮名、マジで生態不明のキュートボーイ)が夏目さんのことを夏目くんと呼んでいたことを思い出した。友達?
8/27(火)
本当に記憶がない 生きてた?
8/28(水)
本当に記憶がない(part.2)けど、スケジュール帳にはピラティス19:30〜と書いてあった。ピラティス行ったんだ私って
クリープハイプのトリビュートがよすぎてずっと聴いていた。
8/29(木)
仲良しの同僚、後輩4人で飲みに行った。
仕事で出会ったけど感覚的には友達、この人たちがいたから乗り切れたことがむちゃくちゃある。
〜雑記〜
・性欲をにせもののロマンスでデフォルメしようとしてくるの、何?
・ダサくても本当のことだけを言えよ!!!!
・思ってもない愛の言葉なんていらね〜んだよ、私は魂で会話がしたいっつってんの、、
・という旨を現職の仲良し先輩に話したら、みんなそういう仕組みでは生きてないのかもねと言われてフ〜〜〜ン????と思った
・でも確かに私は竹を割りすぎてるのかもしれない
・対話警察すぎてすぐ鬼詰めしちゃうし ←最悪
・良かれとおもってロマンスのていを取ってくれた相手にも「え、このロマンスってにせものですよね?なんでにせものを本物っぽく出そうとしてくるんですか?それをやる意味ってなんですか?それは私をナメてるということですか?」と(脳内で)まくし立てちゃうし ←最悪
・絶対に嫌、こんな女
・竹を割りすぎない、肝に銘じる
・そもそも自分に向けられる好意とかロマンスのほとんどをにせものだと思ってる節がある
・そのすべてをシチュエーション酔いと認識してるというか
・ず〜〜〜〜〜っと可愛げがない、私って
各々で勝手に豊かになりましょう今世の続きは来世にないから #tanka
#ほんじつのBGM #不可思議wonderboy #pellicule
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