私は好きなものを好きと言い続ける
ブルベとか夏とか骨格ストレートとか最近流行ってるじゃないですか?
あれを見るとゾワッとする。
「このアイシャドウ可愛かったです!ブルべ夏です!」とかってね。私は何べで春夏秋冬なにかも骨格が何かも分からない。
まあ古来から「色白だからこの色が似合う」とか「クルーネックよりVネックの方が似合う」とかってやつの傾向をまとめて名前を付けたのかな、ってくらいに思っています。
(ブルべ夏さんたちはきっとこれまでメイクをしっかり研究してこられた方々なんだと思います。それを否定するつもりは一切ないです!)
星占いや血液型診断的なものが好きな平均的日本人なので、自分を分類する何かがあるなら面白いな~と思って、「べ」も、骨格診断についても見たことはあります。
確かにリップやアイシャドウはどんなに人が素敵に使っていても自分は似合わない、なんてよくあるから、「べ」を知れば一発で似合うものに出会うのかもしれません。
人が着ていて可愛いと思って真似したら全然違う着こなしになった、なんてことも回避できるのかもしれません。
でも、その失敗の経験なくして本当に似合っているのか分かります?そして必ずしも「似合うもの=好き」とは限らないですよね?いいんですかそれで?
「骨格ウエーブさんにはこの服装はNG✕」とかって特集を見ても、好きなもん着ろ、て思う。
可愛くて好きなカラーのコスメ、どんどん使えばいいって思う。
ブルべさんは自分が好きなカラーが似合わないカラーなら着ないの?骨格ナチュラルさんは一目ぼれしたお洋服が似合わない区分のものなら買わない?
ゾワッとするのはここら辺が理由かと思う。自分の「好き」とは向き合えてるのか?って。
私は好きなものに囲まれたい。
もちろんそれは、○○べさんや骨格○○さんたちと同じなのかもしれない。でも私は誰が決めたかも知らんような診断や区分に左右されず、自分が好きなものを選びたい。
○○べさんたちは自分の「好き」を選べているんだろうか。
例えば血液型なんて4種類しかない。それで性格が決まるわけない。もちろん参考程度での傾向は当てはまる方が多いとは思うけど、何億人もいる人間をたった4種類に分類できるわけない。
「べ」や骨格につても同じことがいえんか?と思うわけです。
似ているようでも個々に個性があり一人一人が別の人間ですよ!
「ベ」や骨格に囚われるなよ!!!!
私はお洋服も大好きで色々見るんだけど、最近ほんとよく「○○べにピッタリのカラーでした!」「骨格○○でも似合いました!」とかいう口コミだとか、「骨格○○なんですけど、似合いますかね?」とかいう質問を見かけること多くて、うるせーな!って思っちゃうんですよ。
参考程度ならわかるけど、口を開けば○○べだ骨格○○だって言ってない?
ここまで書いて何ですが、本当に否定したいわけじゃない。私もこの方々と同じくお洋服が好きで、可愛いリップを付けたい。でも誰に何と言われようとも「好き」を大事にしたい。「年相応」も無視する。
これは私の人生。(人生まで行くんか)
私はベレー帽が似合うんですけど他の帽子は似合わないので持っていない。
以前、友だちが帽子屋さんで悩んでいたとき店員さんに「私は似合わなかろうと好きだからかぶっちゃいます♪」って言われた話を聞いたことがある。
すごく素敵だ。
私も似合わないのもさることながら、好きじゃないのでベレー帽と麦わら帽子以外はかぶらない。(ここへきて突然の麦わら)
誰かが決めた○○ベや骨格○○が理由で似合わないから選ばないんじゃなく、自分の好き/嫌いで選ぶ人間でありたい。
これは私の人生だから。
(もちろん〇〇べで人生が豊かになる人はそれで豊かになりましょう!あなたの人生だから)
おわり
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