無排卵の話
※不妊に悩んでいる方にとっては不快な内容です。閲覧をお控えください。私は出産願望がない人間ですが生命の誕生は何物にも代えがたい、素晴らしいことで、次世代を育み支えることは大人の使命だと思っています。
多分私は無排卵である。病院に行っていないのであくまで多分、だが。
生理が大体50日に1度しかこない。基礎体温に変化がない。生理が来ても初日の量と痛みが多く、3日目の午前中には終わる。会社の健康診断の時相談したら、無排卵の疑いを指摘された。無排卵ではなかったとしても、何かしら不妊に繋がる問題があるだろう。(今書いていて気づいたのだがいつもPMSだと思っているものは別物なのかもしれない。周期がおかしい)
「よっっっっっしゃ!!!!!!」という気分だった。私に出産願望はない。産まれてきた子供に、自分が両親にされてきたことをする自信があるからだ。そして両親は孫の誕生を心待ちにしている。ざまあみろである。
(もちろん兄の子供が産まれることはあるだろう。しかしその子はあくまでよその女の子が産んだ子供だ。自分の血を引いた女の腹から産まれた子供には100%干渉してもいいと考えている。意味がわからないがそれがうちの親の価値観だ)
喜んでいたが当時お付き合いしていた人はとても狼狽していた。後々知ることだが2年以内に子供が欲しいという夢を持っていたので当たり前である。すぐに病院に行ってくれと言われたが、時間ないしお金かかるし別に妊娠したいわけじゃないし、と断った。思えばこれが決定的な亀裂である。
世の中の恋人たちはいつこのような将来設計について話すのだろうか。子供が欲しいか、産むなら習い事をどれくらいさせたいか、いつか一戸建てに住みたいか、ご飯はなるべく手作りがいいのか、湯船は毎日入るのか。
付き合いたてに話すには重いが時間が経ってから話すと大きなトラブルに繋がる気もする。いつが最適なんだろう。
冒頭の注意書きにも書いたが、次世代を支えることは大切だと思う。
たまにほしい物リストを公開している児童養護施設や子ども食堂にプレゼントをしている。もっと余裕が出来たら定額寄付を始めようと考えている。自分の子供を産まない代わりに、よその子の助けになることをしたい。