umibeno

ケツに火をつけて続けます。自分を枯らさないために。 センチでテキトーな人間の目線・解像度で見た世界を共有、記録するものです。 インスタはumibeno_09 ゆるくおねがいしやす

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最近の記事

ひとりのさきに。Vol.1 ひとりは孤独ではない

人と暮らすことが長くなると、ひとりでいる時がどんなだったか忘れることがある。 物理的なひとりの時間が全くなくなるというわけではなく、自分の認知というかアイデンティティとして、土台に誰かと生きているという状況があると、「あれ?一人ってどんなだっけ?」 となることが多い。 生活の中で日常的に会って、たわいない話をして、ご飯食べて、何かするわけでなくとも「一緒にいる/一緒に時間をすごす」人がいると、自分一人で生きてる時ってどんな感じだったか忘れてしまう。 人と暮らすということ

    • 生きることについて。Vol.1  谷川俊太郎「生きる」風日記自由型

      生きるということ 暗闇を走り続けるということ。 渇いても、転んでも 笑われても、嗤っても、走り続けるということ。 かじかんだ手を、震えながら温めるということ 鼻先を赤くして、冬の冷気を曇らせてみること。 ずれ始めていた歩幅に気付くということ。 あなたの眼はもう私を映していないと知ること。 それでもまた、明日が来るということ。 美しいものに戦慄するということ 自分も他人も何もかもから逃げて、 もう歩けなくなって、立ち尽くす今日に どうしようもなく夕焼けがきれいなこ

      • 例えばwe all die for the shit. 持て余してたあの炎は. 失くしてしまってもう久しい こころはまだここに在るらしい    ※はじめの一節はCoincidence/kid fresino より

        • ナナメの就活体験記:映像篇(後半)    -就活のまな板に載せられる「わたし」 と「すき」-

          はい、今回はミナト青年の映像業界での就活体験を振り返って 「仕事と好きなものへの向き合い方」を一応のテーマに色んなことをお話してきましたが、いかがでしょうか。もともとは一本の記事にする予定でしたが、いかんせん長くなりすぎて前後半に分けました。 まだ前回読めてないよって方はここから では、後半戦、張り切ってどうぞ!! ビジネスのまな板に載せられる「わたし」/自分を説明するということ さて、「志望動機/好きの言語化」と「肩書き」の双璧にボコボコにされたミナト青年でしたが、

        • ひとりのさきに。Vol.1 ひとりは孤独ではない

        • 生きることについて。Vol.1  谷川俊太郎「生きる」風日記自由型

        • 例えばwe all die for the shit. 持て余してたあの炎は. 失くしてしまってもう久しい こころはまだここに在るらしい    ※はじめの一節はCoincidence/kid fresino より

        • ナナメの就活体験記:映像篇(後半)    -就活のまな板に載せられる「わたし」 と「すき」-

          ナナメの就活体験記:映像篇(前半)    -就活のまな板に載せられる「わたし」 と「すき」-

          ※サムネ みなさんお久しぶりです。ここ一年位いろーんな言い訳があってサボっていました。お元気でしょうか。2024の夏は全ッ然終わってくれなくて、居座るOBみたいな嫌悪感ありますよね。かと思えばすでに秋が「え?もう秋ですけど?」みたいな顔で構えてて、おまえらほんと謙虚さを学べみたいな。 私は前回書いて以来、バイトや就活や卒論などに苦しんでいました。ですが、ここ3カ月ぐらいようやくいろいろ落ち着いてきて、気づけばもう9月も終わりかけ。ふと気づくともう内定式が迫っている…そして

          ナナメの就活体験記:映像篇(前半)    -就活のまな板に載せられる「わたし」 と「すき」-

          揺れるカーテンは祈りをはらんで。

          このところ雨が降り続いている。 ジリジリと迫りつつある師走への焦りとここ最近の暮らしの不調に拍車をかけるように、空は曇りこみ、唸る風は窓を叩いている。おまけにすき間たっぷりの引き戸がガタガタと騒ぎ立てるせいで、ここ最近ろくな睡眠ができていない。 どうにも釈然としない。 生活の速度が加速する一方で、そこに留まり続ける感情は部屋に影を落とす。打ち捨てられた記憶たちが囁きあっている。 うす暗い部屋で、電気を付けられないままでyouthubeを見あさっていると、ふとなじみ深い二

          揺れるカーテンは祈りをはらんで。

          宮崎駿といういきものへ、愛を込めて。

          最近、宮崎駿に夢中である。 僕は、とりたてて彼について、またはアニメーションについて詳しいわけでは全くない。 ジブリ作品で王道なものはもちろん見ているし、大好きだが、「ナウシカ」前の作品や「毛虫のボロ」「おもひでぽろぽろ」などの作品についてはまだ触れていないのが現状であります。 だのに、作品を見るわけでもなく彼のインタビューやドキュメンタリー、また岡田斗司夫が彼の作品について解説している動画なんかをYouTubeで見あさっている。つまり彼の人間性に魅かれて/当てられてい

          宮崎駿といういきものへ、愛を込めて。

          爆ぜたのは

          爆ぜたのは

          書くことについて。vol.1

          なぜ書かずにはいられないのだろう。 7月22日 30.6度、暑い。すごく不快。控えめに言って最低である。そんな日に、ボロアパートの八畳半の一室で、金がないからとエアコンも入れず上裸でこの記事を書いている。 昔から感じたことや思ったことを言語化することは好きだった。基本的に自分は頭がやかましく、めんどくさい人間なので、日々の生活の中で何かと考えることや感じることが多い(大半はしょうもないこと)。なにか考えや思いが浮かび、まとまるとすかさず言葉にしようと試み、それをなにかに記

          書くことについて。vol.1