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カブト虫:蜂蜜作戦の大失敗と○○の襲来

 残念なことに、子供の理科離れが顕著そうですね。
 大野小学校3年2組の級友が読んでいた学習参考書に、カブト虫の捕まえ方が書いてありました。

 「夜のうちに木の幹に蜂蜜を塗っておこう。朝になるとカブト虫が集まっていて、捕まえることができるよ」

 心を躍らせた不肖は午後8時ごろ、ナイターを見ていた父を引っ張り出し、近所の立木へ。幹に蜂蜜をたっぷりと塗りたくりました。

 さあ、翌朝。布団から出るのももどかしく、僕は木に向かって突進しました。黒い何かがうごめいているのが、遠目にも分かる。手に汗と虫かごを握りしめた不肖が目にしたものは…。

 アリの大群でした。

 こうした不正確な記述が遠因といえば、うがちすぎでしょうか(笑)。


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