遠足で出会った美しいハンミョウが迎えた、悲しい結末【小学生の思い出】
小学生のころ買ってもらった図鑑の昆虫の巻に「ハンミョウ」という虫が載っていました。とてもきれいで心を奪われました。
福岡県大野城市の大野小学校3年生の子供会の遠足で、たぶん四王寺山(旧筑紫郡内の小学校では遠足目的地の定番)あたりに行ったのでしょう。
そこでハンミョウを捕まえました。
拙宅に連れ帰り、大喜びで虫かごから出して遊んでいました。
ところが目を離したすきに、いなくなったのです。
あちこち閉め切っていましたから、外に逃げたとは考えにくい。ふて腐れた不肖は、諦めて寝ました。
翌朝、台所から母の悲鳴が!
なんだろうと思って見ると、ゆうべのハンミョウがいました。
ゴキブリホイホイのど真ん中に。
全く用途に外れた仕事をしたホイホイと、非業の死を遂げたハンミョウ君。
カブト虫の件と併せて考え、それから虫を捕ることはやめました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?