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地方ごとに異なる飲み会のマナー?東京と関西の“引き留め”文化を比較してみた

 大学時代の友人から聞いた話です。

 彼が東京の会社に入社した平成元年。本社で研修を受け、帰りに同期入社の人たちと食事に行ったそうです。その後もう一軒行こうということになったところ、帰宅する人が数人いた。

 京都に4年住んでいた若き総帥は
 「何を言ってんだ。来いよ」
 と誘おうと思い口を開こうとした。すると、他の全員が
 「あ、そう。お疲れさ~ん」
 とスタスタ二軒目に向かったそうです。

 関西ではこういう場合に、帰る人がいてもとりあえずは引き留めるのが当然です。いわば礼儀のようなもので、九州人の僕でもそうします。いったん誘っておいて、それでも帰るのであればお別れします。
 ですが東京では、それがむしろしつこく感じられるようです。

 どちらが良い悪いではなく、違いを面白がるべきかと思います。
 皆さんの地方ではいかがですか。

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