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跳んでから考える(17/100)

はじめに

スキマです。note100記事に挑戦しています。5分ラジオ100本でも同じ考えに至ったのですが、自己紹介にならない記事の作り方を模索しています。


どうしようかな、で止まってしまう貴方へ

跳べ。全力疾走で走り出さなくて良いので、両足を揃えて、膝を曲げて、ぴょん、と前に飛んでみて欲しい。
自分の体重に勝って、前に進めたはずだ。

  • 目的地を選んだり

  • 緻密な準備をしたり

  • 装備を揃えたり

  • 入念な準備運動をしたり

しなくても、進むことはできる。

静摩擦と動摩擦

台車やカゴ車に満載の荷物をイメージして欲しい。最初は止まっている。せーの、と押すと、5mmぐらいしか動かない。もう1回押す。もうちょっと動く。3回目ぐらいからは止まらずに動かし続けることができると思う。
世のなかには慣性と摩擦がある。止まっているものは止まり続けようとするし、動いているものは動き続けようとする。
(ちなみにこの法則は重量に比例する)
止まっているものを動かすには大きなエネルギーが要る。
自分自身もそう。
だから荷物は少ない方がいいし、停止せずに動きつづけられるなら、ゆっくりでいいから動き続けていた方がいい。

動き続けると、見える景色が変わる

乗り物にのって移動する楽しみの一つに「流れる景色を楽しむ」がある。
建物や鉄塔も、正面、斜め、横、裏側、とあちこちから見るには動きながら見るのが良い。
1つの面から得られる情報には、どうしても限りがある。角度を変えてあちこちから見るから理解できることもある。
自分が遠くに行きたいから全力疾走するのも素晴らしいけど、僕は「多角的に見たいから動き回る」のも悪くないと思っている。少なくとも同じ面ばかりをずっと見ているより能動的だ。

ぐるっと見てから最初の場所に戻ると見え方が変わる

側面や、反対側の構造を見てから正面に戻ると、最初と見え方が変わることがある。分厚い壁に見えたけど案外薄かったとか、めっちゃ奥行あるぞこの建物、こっちが正面玄関だとおもったら裏口だった、とか。

人は物事を見たいようにしか見ない

だから僕はなるべく色んな角度から見たい。嫌な面が見えたり、見たくないモノを見てしまったりするけれども、それでもなお鑑賞を続けたくなる魅力的なものも沢山ある。

都合の良い面ばかりを見ると薄くなる。

さあ、両足を揃えて踏み切ってみよう

あなたの周りには何がありますか。それはどんな形をしていますか。もっと不思議な形や、あなたの心に響く景色を探してみませんか。
こんなのもあるよ。


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