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本業をガチる(88/100)

はじめに

スキマです。note100記事に挑戦中です。近況報告的な感じの記事です

業務負荷過大にて本業をガチっております(仮定の事実)

製造業の現場作業員をやっております。色んな部署の色んな事情が重なり、本業の業務負荷が増大することが決定いたしました。
上層部の検討の結果、私が他の作業者のサポートに入って作業の一部を肩代わりすることで、作業時間の圧縮を図ることとなっております。
とはいえ、私が1日に処理できる作業の量には限界があるため(そりゃそうだ)、いかに効果的に肩代わりするか、という課題に取り組んでいる次第です。
理想としては、私が1時間作業したら、きっちり本来の作業者の手が1時間分減ることなのですが、現場作業というのは

  • 工具や設備が取り合いになると順番待ちが発生する

  • 一時置きなどで余計にモノを運ぶとその時間分ロスになる

  • 肩代わりすべき作業が同時多発するのに、身体が1つしかないのでスケジューリングが必用になる

などの制約があるため、頭を使わないと肩代わりの効率が下がってしまうのです。
作業者を3倍に増やしても出来高が3倍にならない理屈です

処理量を超える作業量を最適化する(私の解釈)

私の本来業務や割り込み作業は無くなりませんので、単純にやることが増えています。
優先順位に従って時間を使うので、処理しきれなくなった分があふれていきます。
溢れた分は代替案を提示したり別の人をアサインしてもらったりギブアップしたりすることになります。残業対応するにしても限度があるので。

最初から全部できないことが分かっているので、「どこまでならできるか」に毎日挑戦している状況です。
全部はできません。最初から全部やる、という約束になっていません(状況は刻々と変化するため、都度指示を受けて動くことは不可能)
こういう状況ではOODAループが超効果的です。

観察:他の作業者の状況を見る
適応:肩代わり可能なら手伝え
判断:「この作業はこっちで処理します」と宣言して巻き取る
行動:宣言通りに粛々と手を動かす

粛々と手を動かす行動中も、次の観察が可能です。
状況は刻々と変化し、別の場所でも肩代わり可能な適応状況が発生します。

平たく言うと「被る」。

もう1人居れば差し向けますが、私は1人しかいないので「この作業が終わったらそっちにいくから15分待って」と声かけをしておく、などの次善策を打つことになります。
おおむねこんなことを繰り返しているうちに日が暮れます。

つまり、常に作業量がオーバーしている状況が発生しますが、最初からこの状況は織り込み済みなので、トリアージが必用になります

とある業者さんのトリアージタグ

こんな感じで、トリアージタグを用意して現在の状況を見える化して置くと便利です。
というか、こうでもしておかないと私が混乱して観察をミスりますし、多数の作業者とのコミュニケーションに齟齬が発生するリスクが増えてしまいま

トリアージタグを起点にデータでモノを言う(推奨アクション)

最終的に出荷可能な状態にするのが作業者(と一部肩代わりする私)のゴールなので、トリアージタグに必要な情報や作業のログをタイムスタンプと共に記録していけば
「どの程度の作業量をどの程度の時間をかけて肩代わりしたか」
が判明するので、データでモノが言えるようになる、ハズ、なので
「こりゃ面白くなってきたぞ」と状差しに溜まったタグを眺めています

https://www.carl.co.jp/products/category/labelholder-no-25/

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