個人ではできないことを会社でやる(46/100)
はじめに
スキマです。note100記事に挑戦しています。
過去に見学した、とある専門学校
情報系の専門学校の見学をしたことがある。唯一羨ましいなと思ったのは、完全防音の録音ブース。それ以外にはmacbook、3Dプリンタ、VR機器、オーディオインターフェース、色々あったけど、ぶっちゃけ
「これ、1年分の学費で全部自分で揃うな・・・何ならハードオフで揃えたら○○万でイケるかもな・・・」と邪悪な感情が浮かんでしまった。
もちろん、専門学校の価値はハードウェアではないので、自分で機材揃えたらどうやって使いこなすのよ、そもそも自宅で鍛錬しても就職できなくね?とまあマトモな結論に落ち着いた。よかった
設備投資は投資ですよ
私は製造業の現場作業員で、普段は配線とか溶接とかしているものの、溶接機だって結構な数があるし、配線する計測装置は多分人の数より多い(時と場合によっては1人で複数台使う)
しかもモノタロウで調べたらどれも結構な値段がするし、計測器によっては余裕で高級車より高いし、何より建物にくっついてる設備に至ってはとんでもない値段のものが導入されている。商売道具とはいえやべえ。
まさに作業者パラダイス。他の部署に行けば、その部署用の設備や機材があって、困った時はお互い様で合同で作業したり、お願いして設備を使わせてもらったりもできる。
同じ会社という看板のお陰か
でもこれ、冷静に考えてみれば、A部とB部が別の会社だったら、設備借用の条件だの計測結果の取り扱いに関する契約だの、そもそも日程の調整だの面倒なことこの上ないはずで、これを「同じ会社だから」で全部スキップどころか事後承諾でも大して怒られない、ってのはもはやバグと言っても良い
なるほど会社資産の有効活用って難しい
いきなり本質論にもどると、設備や計測器を使っての計測ってのは目的ではなく、あくまで製品づくりのための計測であるはずなので、「良い製品を作る」という基本マインドが無いと成立しないように思う
もしかしたら、これが企業文化なのかもしれないけど