見出し画像

評価は3つある、らしい(26/100)

はじめに

スキマです。note100記事に挑戦しています。「上司の評価」について悩んでいたりプンスカしている人に。


とある会社では部下の評価が3つある、らしい

1.毎月の「良くやってくれましたで賞」

タフな作業を完遂したり、設備の不具合を点検で発見してトラブルを未然に防いだり、人員の足りないプロジェクトの遅れを最小で食い止めたり。
まあ、割と「わかりやすい頑張り」にご褒美が貰える、らしい。

2.6か月に1度の「賞与査定」

とある会社では、とても分かりやすく、賞与が出るであろう2ヶ月前に上司との面談(1on1)があって、4月に立てた目標の進捗確認と成果のすり合わせをする。
もちろん、4月に立てた目標が何であったか忘れた、などという間抜けな事態にならないように、社内サーバに保管されているので、本人と上司はいつでも確認、追記ができるようになってる。
この面談のベースとして、年齢に関係なく、あなたの給与ランクではこういう働き方を求めているよ、という広範にわたる定義が事前に示されている。職能要件、という名前が付いてる。
ぶっちゃけ、事前にルールが示されているので、攻略は不可能ではないけど、その攻略した結果を上司に納得してもらわないと点数にならないので、あまり突飛な手も使えない。

3.出世の「椅子取りゲームに参加する出場権」

謎。密室で密談して密約して決定する。噂では人事から椅子の数が示され、各部署がウチに寄越せと争奪戦を繰り広げたり、謎理論で特別枠を認めさせたり、あの手この手で椅子の数が決まる、らしい。
所謂、年功序列的なモノがあるかどうか、は私の感触では部署毎の差が激しいように感じている。

  • 歴史的な背景、事情(まだ歴史が浅かったり、人数が多すぎたり、少なすぎたり)

  • マネジャの意向(成果を重んじるのか、バランスを重んじるのか、全体の調和を重んじるのか)

これは部下の側ではどうにもならないので、靴に足を合わせるか、社内異動にチャレンジするか、状況が変わるのを待つか、何かしらの折衷案を作って落としどころを探るしかないように思う。

それと、大きく道は2つあるっちゃある

1.管理監督者。所謂ミドルマネジャ。

2.一人親方。所謂エキスパート。

エキスパートのままランクアップができるようになったので、「ポストが無いから出世できない」という問題は基本的には発生しない(ということになっている)。
ただし、エキスパートを希望しているのにマネジャにアサインされたり、かならずしも希望通りにならなかったりする。
一応言っておくと、一人親方のエキスパートだから楽ができるか、というとそんなことはない。
エキスパートはエキスパートが取り組むべき無理難題がちゃんと用意され、一人親方らしくエレガントな解決が求められる

どれに照準を合わせるかは自由だよ

3つの評価全部をゲットしようとするのはしんどいので、上司と話しあって、どこで評価(お賃金)をゲットするかは作戦を立てておいた方が良い。出世を狙うのなら、椅子取りゲームに間に合うように出場権をゲットしなければ始まらない。
もちろん、上に行けば行くほど椅子の数は減るので、出場権をゲットする競争も激しくなる。
年功序列をすっ飛ばした逆転劇も良く見るし、
なぜか出場権をゲットして必要な教育を終えたのに椅子に恵まれない例もある。

まあ、上手いことやる、としか言いようがないな


いいなと思ったら応援しよう!