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爺ちゃんの独り言 164

読了  地政学の逆襲 ロバート・D・カプラン  訳  櫻井祐子  解説 奥山真司

「影のCIA」が予測する 覇権の世界地図


インターネットでグローバル化とかボーダレスとか言われてるが、新型コロナウィルスで発生からパンデミックで閉鎖的な対応を取らざる得なくなった時、地理的に交流しやすい隣は誰か?で変わってくる。

日本は地政学上、中国、英国(豪国)、アメリカ、ロシアの大国に(海を隔てて)囲まれている。これはユーラシアプレート、フィリピン海プレート、太平洋プレート、北米プレートの上にある地質学を考えると興味深い。


あとがきにもあったけど、日本の記述が少なかったのが残念。


ヨーロッパの内陸国や大陸と島国の環境では考え方のベクトル(方向と強度)が異なるのが、現代まで尾を引いてるんだろう。


人間が成長するには外部と信頼関係を築くというのがある。交渉経験回数と改善思考があれば成長するが、鎖国って人間で言う引きこもりと似てて自慢にならない。


交渉するには感情以外に論理も必要。算数嫌いが欧米と比較しても多い日本学生。

若くて元気で才能と行動力溢れる人達が沢山いる会社は投資価値があるよね。

だからこそ、少子高齢化の日本は、少数精鋭で算数と読解力の教育が重要。

なのに対策が見えてこない。

今の日本には投資価値が見えない。

GDP同様下がり続けるだろう。


超限戦  喬良 王湘穂  訳 劉琦にも書かれていたように何でもありの中国を隣国に持つ。

我が国と台湾は、中国が太平洋に出るのを塞いでる。沖縄の中国化は本土以上に進んでる。


米国リベラルは中国寄り。中東のように中国とアメリカで交渉して、アメリカ軍が日本から撤退する可能性もある。


防ぐには、AIにできない算数(文章題)と読解力を下地にしたタフな交渉力だが、そういう教育してる?


2050年の中国地図は日本も中国と同じ色に塗られてるらしい。このままだと孫の時代には当たってるかも。


以上、爺ちゃんの独り言でした。m(__)m

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