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行政書士業務 婚前契約書について
こんにちは☀️
行政書士にしむら事務所です。
本日は、行政書士が作成する婚前契約書という契約書について、解説します😁
婚前契約書とは❓❓
婚前契約書は、結婚前に夫婦となる2人が結婚後の財産管理や生活費の負担方法などを取り決め、書面に残す契約です。
なんと実はあの大谷翔平選手も、この婚前契約書を結んでいたという噂もあります。なので、なんだか少し真似したくなりますよね(笑)
日本の法律では結婚後、夫婦の財産は原則「共有財産」とされますが、婚前契約書を作成することで、財産の取り扱いを明確にし、万が一の際のトラブルを回避できます。
婚前契約書の必要性
• 財産トラブルの防止
結婚後の財産の管理や借金の負担割合を事前に取り決めておくことで、将来のトラブルを防止します。
• 万が一の際の離婚時のトラブル回避
離婚時の財産分与についても事前に決めることで、裁判などのトラブルを回避できます。
• 相続対策
再婚などのケースでは、婚前契約書を作成することで相続トラブルを未然に防ぐことができます。
特に、今後日本ではこの相続対策として、婚前契約書を作成するニーズが増えていくと考えられます。
行政書士が作成できる内容
行政書士は契約書作成の専門家として、婚前契約書の作成をサポートします。行政書士が作成できる主な内容は次の通りです。
• 結婚後の財産管理方法(共有・別管理の選択)
• 生活費・教育費の負担割合
• 財産分与の取り決め
• 借金の管理方法
• 相続に関する取り決めの一部
婚前契約書作成の流れ
1. ヒアリング
依頼者の希望を詳細に聞き取ります。
2. 契約書ドラフト作成
希望に基づいた案を作成し、修正を行います。
3. 契約内容の確認
双方が合意した内容を確定します。
4. 公正証書化(推奨)
公証人役場で公正証書にすることで、法的効力が強化され、裁判時の証拠力が高まります。
メリットと注意点
行政書士に依頼することで法的に有効な婚前契約書が作成でき、弁護士よりも費用を抑えられるメリットがあります。
ただし、契約内容によっては弁護士の関与が必要になる場合があるため注意が必要です。
世の中には色々な契約書がありますが、婚前契約書というものがあるということを皆様の頭の中に入れておくと役立つことがあるかもしれません。
次回もお楽しみに!!