どんなに仲が良くても、相方は友達ではない理由
僕は、相方が憎いです。嫌いです。いなくなってほしいです。でもいなくなったら困ります。
このような考えを持った芸人の方が多いように感じます。
実際相方との人間関係を例えるなら、会社の上司や部下?副店長と店長のようなものです。
一般的なコンビの相方との約束一覧をまとめました。
·ネタの期日を守る。
·ネタづくり、打ち合わせに時間通りに来る
·相手が面白いと思ったことを否定しすぎない
·私生活でトラブルを起こさない。
大きく分けるとこうなります。店長がいない時の居酒屋のバイトたちのような緊張感があります。そして、相方の芸人人生を背負っていることも忘れてはいけません。
僕は、芸人としてやりたいこともないので先輩にアドバイスをもらっているのも全部実行するつもりです。僕の相方はサラリーマンなので、その趣味を手伝っているだけという感覚もあります。
近年、ネタの受賞歴が売れる際にほぼ必須になっています。ネタは練習が必ず必要な競技です。
野球が上手いだけで野球選手になれませんよね。愚直に練習していくしかないのです。
あなたたち芸人は相方の芸人人生を背負えてますか?
僕は相方に、芸人として食えるようになるまで会社は辞めないで、忙しかったらオレが全部やるからと伝えております。これは、私が相方の人生まで背負う勇気がないことも原因にあります。
相方のことは別に好きではないけど、タダの会社員の休日の趣味としての芸人活動を手伝えてるという気持ちがオレにはちょうどいいのかもなー。
おい地下芸人たち、君らが売れる保証なんてないぞ!ある日突然芸人から働き者に変われると思うなよ!
あなたが芸人として幸せにできた人がいるかもしれないけど、芸人じゃない方が周りは幸せになれたかもしれないぞ!
こんなにいろんな思いがあるからオレは相方は友達ではない、相方であると言っている。
そして、地下芸人にあまり接する勇気がないのもこれらの儚さが背中に見えるからである。
お前の人生、全部お前のせいだ。
お前は誰を幸せにしたいんだ?
好き放題やってるだらしないやつが幸せになれないなんて言って周りに迷惑はかけるなよ。
とにかく、今の相方が僕には合っているかもしれない。