
行政行為の"附款(ふかん)"に関する肢別問題10選
以下は、行政行為の"附款"に関する肢別問題と解説です。
問題1
以下の記述について、正誤を判断しなさい。
附款の「負担」とは、行政行為を受ける者に一定の義務を課すものであり、その義務を履行しない場合でも行政行為の効力は失われない。
解答: 誤
解説: 負担は、行政行為を受ける者に義務を課すものであり、その義務を履行しない場合、行政行為の効力が失われることがあります。
問題2
以下の記述について、正誤を判断しなさい。
「停止条件」とは、行政行為の効力が条件の成就により発生するものである。
解答: 正
解説: 停止条件は、条件が成就することで行政行為の効力が発生します。たとえば、「設備の設置が完了した場合に許可を与える」という形式が典型です。
問題3
以下の記述について、正誤を判断しなさい。
「解除条件」とは、行政行為の効力を制限するものであり、条件が成就した場合に行政行為の効力が新たに発生する。
解答: 誤
解説: 解除条件は、行政行為の効力が条件の成就によって消滅するものです。「条件が成就すれば効力が発生する」というのは停止条件に該当します。
問題4
以下の記述について、正誤を判断しなさい。
行政行為の附款としての「期限」には、効力が発生する開始時点を定める「始期」と、効力が終了する時点を定める「終期」がある。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?