行仁の歩き方③宮町編
地域おこし協力隊にったです。
会津若松市の行仁地区に
「行仁まちづくり協議会」が設立されました。
そこに係る地域おこし協力隊は
地域のことをもっと深く知るために町を歩きます。
3回目は「行仁町」の南に位置する「宮町」です。
今回のスタートは「いざか家ほっこり」前の三角‟ゼブラ”ゾーン。
(ゼブラゾーン。ゼブラ、ゼブラね)
そこでアニメ「タイガーマスク」に登場した
2メートルを超える謎のレスラー「ザ・グレートゼブラ」を
思い出すのはやっぱり昭和生まれだからですかね。
悪役レスラーから自分を助けてくれた巨体マスクマンを見て
タイガーマスクがつぶやきます。
(もしや馬場さんでは……)
いやいや。どう見てもジャイアント馬場やん。
しかもマスクの形がそのまま馬場の顔型やし。
と突っ込んだのは置いといてーー。
ゼブラ帯の東側(右手)は地域のシンボル的施設「穴澤病院」。
道路を挟んだ西側は行仁ではなく「鶴城地区」になります。
では東に向かってみましょう。
住宅街を歩き出すとすぐに会津若松市指定文化財が
目立つことを拒むようにしおらしく姿を見せます。
その台座にはなんと「永徳四年(1384)」の文字が。
つまり600年以上も町の発展を見てきてるわけです。
塔の隣にはお酒の神様を祀る「八角神社」がこれまた悠然と佇んでいます。
そして正面で参拝客を出迎えてくれるのが「やすみクン」の笑顔。
(やすみませんよ。ずっと見守りますよ。朝まで飲みましたけどね)
お酒はほどほどにとでも言いたげな素面顔の神様です。
そろそろ腹が減ってきました。
そこで昼食に訪れたのは会津名物ソースカツ丼の名店
「宮町」の東端にある「白孔雀食堂」です。
県外からもお客さんが「名物カツ丼」を求めて訪れるほどの
ビックリ仰天巨大カツが売りのお店なんです。
昼は少食だから小盛りを頼んだのですが
「小盛ちゃうやん!」と突っ込むのを抑えてよかったです。
隣のお客さんに出された「名物カツ丼」を見ると
キャベツもご飯もすべて隠れてしまうほどの豪快カツが2枚も。
これが名物といわれる所以なのですね。
ぜひ一度「名物カツ丼」を味わってみてください。
そしてリアルな巨大さをその目で確かめてください。
「ヤスミクン」並みに目を丸くしてしまうでしょう。
さてこの「白孔雀食堂」の大将内藤さんは
会津を舞台にした映画「日めくりの味」(10/4封切)の
映画実行委員会にも名を連ねてるんです。
会津愛いっぱいの作品なので
ぜひ一人でも多くの方に観てもらいたいと
熱く語ってくれました。
内藤さんの人柄にも、ソースカツ丼にも会津愛があふれてます。