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行仁の歩き方①(行仁町編)

地域おこし協力隊にったです。

会津若松市の行仁地区に
「行仁まちづくり協議会」を立ち上げたものの
大阪から会津に移り住んでまだ半年。
実はーー。
まだそんなに行仁地区のことがわかってないんです。
(あかんがな)突っ込まれる前にもっと町のことを知らんと。
というわけで行仁地区の各町内を自分の足で歩き回って
各町の魅力を掘り下げていきたいと思います。
さて。
初回は地域の中心「行仁町」からスタートです。

町歩きは行仁小学校と行仁コミュニティセンターにはさまれた道を出発

創立150年という長い歴史を持つ「行仁小学校」は
孟子の教え「徳を以て仁を行う」を校訓とし
会津松平家12代当主松平保男氏が命名したといわれています。

住民のかたが地元の誇りとして胸を張るのは
小学校に通うみんながみんな元気よく挨拶することです。
明るく礼儀正しい子供の姿には心が洗われます。

行仁小学校の新校舎は令和3年に落成しました

昔からの住民と新しく移り住んだ人が
共に暮らす閑静な住宅街が行仁地区の特徴です。
高い建物がない町を歩いていると
自然景観指定緑地を見つけました。
堂々とそびえる本覚寺のケヤキ3本が
町の平和を見守っているかのようです。

平成16年度の「美しい会津若松景観賞」を受賞

歩き続けているとお腹がすきました。
ところが住宅街のど真ん中だからかなのか
昼食をとる食堂が少ないんです。
そんななか見つけたのが
エルビスプレスリーとマリリンモンローが見下ろす
不思議ビル「リトル東京」一階の「手作り餃子ミナ」。
店に入るとお母さんがひとりでやってました。
メニューは餃子のみ(あとはご飯とみそ汁)。
餃子で直球勝負してます。
店の外観から意外だったのは
靴を脱いで店に上がることです。
お母さんの家に招かれたような気になります。
餃子5個のランチをいただきましたが
皮からこだわりを持って自分で作るだけあって
これが美味いのなんのって。
10個にしといたらよかった。
それにしてもお酒がほしくなります。
お母さんに聞くとビールしかないらしいのですが
飲みたいお酒があれば持ち込んでもいいと。
今度日本酒を持ち込んで餃子パーティをしよっと。

お母さんは中国の長春出身です
皮から手作りの餃子は5個と10個が選べます

食欲が満たされ町歩きを再開していたら
カフェののぼりが目に入ったのでコーヒーを飲んでゆっくりすることに。
マスターに聞くとどうやら行仁町にカフェは
ここ「リアン」一軒しかないとのこと。
※もう一軒は現在休業中
地元出身で30年ほど会津を離れてたのですが
行仁町に戻ってこの店を始めたそうです。

夜はBARになるlien(リアン)

マスターのお話のなかで
行仁町に人が集まる場所をつくりたいと。

行仁地区が住みやすくにぎやかで楽しい町になるよう
行仁まちづくり協議会がやることは多いです。
そのためにも
歩き回って地域のことをもっと知りたいと思います。

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