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行仁の歩き方⑦平安町編

地域おこし協力隊のにったです。

行仁地区で6番目に歩いた町は「花畑東」でした。
ここは新興住宅街ゆえにローカルネタ探しに大苦戦しました。
眼をしっかりあけて地域ネタを見つけようと歩く7町目は
花畑東の北隣に位置する「平安町」です。
主要地方道「会津若松・裏磐梯線」が通る賑やな町です。

町の入り口に佇んでいるのが「白旗八幡神社」です。
将来いつまでも町を見守りますよとの声が聞こえてきそうな
なんともほっこりとさせる神社です。

こんなとこに?といいたくなる住所は平安町1

さて。
道を歩くと見えてきたのが
白亜の外観がひときわ目を引く結婚式場「ベル・ルクス」です。
どこか外国にでもいるような気にさせる豪奢な建物です。
こんな式場で結婚式を挙げるカップルが羨ましいですね。

偶然通りかかった外国人が異国情緒を演出します

その隣には町のシンボルと言っていいんではないでしょうか。
9階建ての「ホテルルートイン会津若松」が高くそびえます。
その壮大な姿は遠くからでも目立ってます。
この町にはネタがあるなぁ、とホッとしていたのですが。
ところがところが。
飲食店が一軒しかない花畑東にも驚きましたが
ここ「平安町」の飲食店ですよ。
町の食堂や行仁地区らしい個人商店がなく
大型チェーン店系食事処しかないんです。
かっぱ寿司にモスバーガー、ココスにかつや。
(別に平安町で食べんでもええがな)

食事はホテルに隣接するチェーン店でとるしか

会津ローカルフードが食べたい、と
ずっと地元らしい食べ物を探し続ける個性的食堂好きは
なんとも悶々とします。
それでもおなかは減るのです。
(ではせめていつもと違うもんにしよう)そう思って
とんかつの「かつや」に入りました。
いままでは会津若松名物の「ソースカツ丼」を食べてきたのですが、
今日は卵でとじてある「カツ丼」を注文しました。
ちなみに大阪ではこれを普通に「カツ丼」と呼びます。
(ソースカツ丼という食べ物は存在しないんです)
ところが会津では、これを「煮込みカツ丼」と言うんですね。
会津に来てから食べるカツ丼は「ソースカツ丼」ばかりだったのが
今日は久しぶりにサクサクとんかつと卵のハーモニーを楽しみました。

温泉卵がひとつのっている「特カツ丼」


なんとか行仁らしい食事にしようとメニューを見て
期間限定「牛焼肉とロースカツの合い盛り丼」に惹かれたんですが
少食のにったにはちと荷が重すぎたので諦めました。

満腹になったあと
行仁ローカルネタが見つけれず苦しんだ平安町を去ろうとしたとき
広い敷地にデンと構える「弐萬圓堂 会津店」が目に入りました。
(なんじゃ弐萬圓堂って?)
行仁ネタを見つけたと思いきや会津の人に聞くと
驚きべき答えが返ってきました。
「え?弐萬圓堂を知らないんですか!」

会津で知らない人はいないらしいですが大阪人は全く知りません

視力は悪くないのでメガネの必要はないのですが
面白いローカルネタがよく見えるメガネが売ってれば
すぐにでも買うのに。


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