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「行仁まちづくり協議会」第1回定例会

地域おこし協力隊のにったです。

12月前半だというのに
会津若松では雪が降り続きます。
4月から会津若松に住んで初めての冬。
雪国初心者マークをつけた大阪出身協力隊員ですが
初めての雪景色のなか不思議な風景を目にしました。
なんじゃこりゃ?
街中間欠泉
睡眠不足運転手用眠気覚まし噴水
スプリンクラー設置ミス?
(ぶぶーーっ!)
これは道路に降った雪を消雪パイプで解かす
いわば温水噴出機能付き床暖房ともいえる
雪国ならではのシステムなのです。
新潟県長岡発祥で「無散水消雪設備」と呼ばれます。

舗装下の配管から吹き出し道路の雪を溶かす地下水

さて。
雪が完全には溶けきらないなか
「行仁まちづくり協議会」の初めての定例会が行われたのは
地域コミュニティの場である「行仁コミュニティセンター」です。
6月24日に設立総会が行われてからはや半年。
今回は今まで5回行ったワークショップのなかから
住民の方からの意見が多かった課題をピックアップし
分野別に分かれ解決へ向けたビジョンを話し合いました。

「福祉」「子育て・若者」「コミュニティ」が分野別テーマ

本日も20名を超える地元住民が参加。
誰もが会館の外に残る雪を溶かすほどの
熱のこもった議論を展開しました。
(熱、熱、あっつぅ~!)
失礼しました。
意味不明な叫びをあげる悪い癖が出てしまいました。
吉本新喜劇の高石太のギャグなど
会津若松では誰も知らないのです。

「子育て」の意見をまとめる校長先生

いつもより熱のこもった定例会の最後では
「福祉」「子育て・若者」「コミュニティ」と三つの分野別に
まとめられた活動の柱が発表されました。
いやそれにしても。
雪国で赤道直下にいるかのような熱気に包まれるのは
この行仁コミュニティセンターの会議室だけではないでしょうか。

地域の文化・運動の活動を活発に行うコミュニティの場は、
普段から実に多くの住民の方が多様な目的で利用しています。

休館日の日曜・祝日以外はスケジュールいっぱい

館内には会議室と畳の和室が二部屋づつあり
一階を占めるフローリングの集会室では
空手や太極拳などの運動練習や音楽活動のほか
会津地域に住む小・中・高校生が中心となる
劇団「チーム獅~レオ~」の稽古も定期的に行われています。

劇団のメンバーはいま
来年3月29日(土)30日(日)の會津風雅堂での公演に向け
週二回の稽古に一生懸命励んでいるのです。

広々とした集会室では大声を出しても大丈夫

地域コミュニティの場である「行仁コミュニティセンター」を、
行仁地区に住む住民みなさんの情報共有・発信の中心地として
2025年も「行仁まちづくり協議会」は
地域の課題解決に向けて取り組んでいきます。

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