行仁の歩き方⑥花畑東編
地域おこし協力隊のにったです。
滝を見るのが好きで会津若松の滝もいくつか訪ねました。
担当する「行仁地区」は市街地なので滝はありません。
行仁地区を知るためにひとまわりしましたが
ここらで話を一回飛ばそうと思います。
それはなぜか。
「花畑東」には歴史的建造物も娯楽施設も際立つネタが何もないからです。
さらに花畑東という町名から想像するに
昔は一面お花畑だったんではないでしょうか。
市街地から長い坂をゆっくりと上るなか高い建物はなく
新しい住居が立ち並ぶ街並みは綺麗なんですが平坦なんです。
さすが花畑東。
そんな悠長なことを言ってる場合ではありません。
ほんとうにネタがないんです。
しかも町内に飲食店が一軒しかないとは。
(どんだけみんな自宅で食事すんねん)
町内に一軒しかない飲食店「萬来軒」で昼食をとりました。
ここでも無難に注文したのは「ラーメン+半チャーハン」。
そのあとぽつんと佇むお洒落な生活雑貨店「BLANC」に入りました。
店長さんとおしゃべりをして花畑東をあとにしたのですが
フランス語で「白」を意味する「BLANC」のごとく
頭が真っ白になりながら帰り路を歩きました。
ここまでネタに苦しむとは……
花畑東に関してネットでネタを探すも出てくるのは不動産情報ばかり。
あれほど見かけた神社仏閣がひとつもないんです。
そこで唯一出てきた情報が「花畑東の標高は海抜233メートル」
(233メートル?これをもとにどうせえっちゅうねん)
あたまのなかがお花畑になったとさ。
話は戻りますがーー。
滝を見るのが大好きなにったですが
世界三大瀑布のひとつ「ヴィクトリアの滝」をどうしても見たくて
嫁と二人でジンバブエを旅したのが2006年のこと。
その時ガイドさんが教えてくれたのです。
「ザンビアとの国境にかかる橋からザンビア川に向けて飛ぶ
世界一の高さのバンジージャンプがあるよ、川にはワニもいるけどね」
思わず腰が引けてるときに嫁が囁きました。
「ここまで来て跳ばんでどうすんねん」
そのときバンジージャンプ世界一の高さは111メートル。
時は流れ、当時の世界一は今や5位にバンジー落下のごとく急転落。
現在世界で一位のバンジージャンプはマカオタワーの233メートルです。
233メートル?
そう。
花畑東の標高と同じなんです。
つまり何もない花畑東なんですが
世界一のバンジージャンプと同じ高さにいることが味わえるのです。
必死に探せばネタはあるのだ。
(なんじゃそりゃ)
ほんでーー。
ヴィクトリアフォール橋のバンジージャンプはどうだったのか。
実は覚悟を決めて行ってみると定休日でした。
(今でも忘れない月曜定休日。こんなことある?)
あのときバンジージャンプは飛べませんでしたが
今回は18年の時の流れとともに話を思いっきり飛ばしてみました。
(無理がありすぎじゃ)と怒らないでください。
どなたか花畑東の面白情報ください!