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行仁の歩き方⑤旭町編

地域おこし協力隊のにったです。

会津若松市の行仁地区のことをもっと知りたい。
地域のど真ん中にある「行仁町」から始まり
東隣→「千石町」
南隣→「宮町」
西隣→「上町」ときて、
北隣りにある「旭町」を歩いたところで
行仁地区の中心部はひとまわりしたことになります。

この「旭町」なんですが
実は地域が誇るエンタテインメントタウンなんです。
真ん丸球形の太陽を意味する「旭」が町名なだけあって
この町を「行仁のボールパーク」と名付けようと思います
(どうでもいいことですがアメリカでは野球場を
「スタジアム」ではなく「ボールパーク」と呼びます)。

今では会津若松唯一のボーリング場「ボウルサンシャイン」

なぜ「ボールパーク」なのか?
それは。
ボール、玉、球、たま。小さいボールから重い球まで、
旭町はそこらかしこにあるいろんな「玉」に人が集まるからです。
重い玉を転がすことが好きな人は
地元の老若男女にとっての憩いの場「ボウルサンシャイン」に集まります。
営業時間は朝9時半から夜11時まで(土曜は24時まで)。
飲み屋かカラオケ、と夜の娯楽が少ない会津若松なんですが
深夜まで娯楽があるってボールパークならではじゃないですか。
ちなみに重い球より軽い球がお好きな方には
施設内に卓球場もあるんです。

決められたレーンに転がしたり延々ピンポンと打ち合うよりも
ただ小さい球を遠くへ飛ばしたいという人には
打ちっぱなしゴルフ練習場「サンゴルフガーデン」をお勧めします。
なんとこちらは朝の6時からゴルフ好きが快音を響かせています。

ボールパークらしくゴルフ練習場とボーリング場が隣接してます

体を動かすと当然腹が減る。
おっと。ここで昼ご飯をどうするか?
(ボールパークだけにここはやっぱり「ぶた玉」でしょ)
ところがボーリング場横の「お好みハウス『どんどん』」に入ったところ
平日のランチメニューには「お好み焼き」がないんです。
(お好みハウスにお好み焼きがない?)

大阪風お好み焼きと広島風好み焼きがあります

なんてこったい。
ここにもソースカツ丼はあるのに。
さらに女将さんから衝撃の事実を聞かされます。
会津若松では豚肉のお好み焼きのことを「ぶた玉」と言わないんですって。
(へぇ。「ぶた玉」って大阪弁やったんや)。
とりあえず今度は夜に大阪風お好み焼きを食べに来ようっと。

お好み焼き屋のメニューにお好み焼きがないとは……

そしてお好み焼きハウスの隣には
とろみニララーメンが有名な「中華しせん家」があるんですが
こちらにも残念なことに、「替え玉」はないそうです。
(腹減ってるときは「たま」らんで)
なんのこっちゃ。

「旭町」を去る前に赤沼稲荷神社にお参りです。
行仁地区でいろんなご縁が欲しくて「五円『玉』」をお供えしました。
最後まで「たま」「たま」うるさいねん。
そんなクレームには耳を傾けず
これからも毎回町の神様にお礼のご挨拶をすることを決めたにったです。

住宅街に突然現れる赤沼稲荷神社

会津若松に移り住んで
行仁地区の外に住んでいる地域おこし協力隊員ですが
半日歩いてみて「旭町」に住みたくなりました。
どうしてかって?
たまたまではなく「玉」に魅かれたからです。
なんといってもにったは大阪の「玉出」出身なんです。
※ちなみに玉出はパチンコ屋が多いんです。玉が出るってことでしょう。
(あかん。だんだん落語家の町歩きみたいになってきた)

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