事例から学ぶ業務ハック ~ ニシム電子工業株式会社さん
こんにちは。髙木 咲希(ぎっさん)です。
以前「GYOMU Hackers Night」というイベントで、業務改善にける自分なりの戦術・戦略を書きました。
その際、私は「現場の方を巻き込む」という戦略について語り、それを実現するための戦術の一部について説明しました。
今日色々な記事を読み漁っていたところ、たまたま「巻き込む」という観点で勉強になる記事があったので共有させて頂こうと思います!
kintoneのユーザイベントである「kintone AWARD」ファイナリストのニシム電子工業株式会社の藤川由樹さんのお話です。
勉強会で話した内容は下記のnoteにて公開していますので合わせてご覧下さい。
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藤川さんはkintoneを現場に導入する3つのポイントについてお話されています。
・小さく始める
・キーマンを探す
・専門家に相談する
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小さく始める
業務ハックのポイントとしても「小さく始める」という姿勢をとっています。
事例発表の中で指摘されているようにプロトタイプにフォードバックをもらうことを繰り返す中で「利用者はkintoneについて」の「アプリ作成者は現場の方への要望」への知見が深まっていくものだと思います。
現場の方が困り事を全て言語化するのは難しいだろうと感じていて、ヒアリングだったり、プロトタイプを見ることだったり、今回紹介した記事を読むことだったり、といった「実現可能な未来」を知ることで自身の困りごとを認識出来る面もある考えています。
そういったことを踏まえると、「利用者」「開発者」が協力して問題は何かを考え続ける姿勢というのが大事だと感じました。
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キーマンを探す
私はこのnoteで業務ハックのノウハウについて様々な面から書いていますが、この観点について話たことは無かったなぁとはっとさせられました。
ここで言う「キーマン」といのは、業務改善に積極的に取り組んでくれる方の事を指します。
藤川さんはキーマンの方と一緒にアプリを作成し、リリースの際は現場の方々に利用してもらえるようにサポートをしてもらったそうです。
上に載せたnote内で「何故現場の方を巻き込むのか」という話をしたのですが、私自身現場の方を巻き込むことはマストだと感じています。
巻き込むためには、まず「キーマンを探す」というのが必要で、そう思うと「キーマンとはどういった人が適切か?」ということを考えてみることで業務ハックのノウハウになりそうだと感じまいた。
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加えて勉強になったのが、藤川さん曰く今回の「kintone AWARD」の参加は社内の業務改善のさらなる前進に向けての行動であるという点です。
自分たちの取り組みを社外から評価されることで、その意義を改めて感じられる機会になり、より業務改善への積極的な姿勢が生まれることの想像がつきます。
業務改善は良いサイクルが回るまでの苦労が大きい反面、そのサイクルが回り始めると当たり前の事柄として受け止められがちだと感じます。
苦労の中で生まれた工夫を再度見直し、業務改善という分野が如何にクリエイティブな分野であるのかを感じ取ってもらうためには、社外で発表する機会がとても効果的だと思いました。
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上の様な話を読んでいると、発表の場が参加者への影響のみならず業務改善に前向きに取り組む人や組織により良い影響を与えたらるものなのだと改めて感じます。
「業務ハック勉強会開催して下さい。」とお声がけ頂いていることもありますし、現場の方にスポット当てられるように活動をしていきたいと思いました!
また検討しつつ、活動する際にはこのnoteでご報告させていただきます。
では〜。