実家の業務ハックを進める #3
こんにちは。髙木 咲希(ぎっさん)です。
最近実家の事務所でタスク管理に「Trello」というツールを使うように薦めてみました。
その仮定で気付いた、WEBサービスへのリテラシーを高めるコツについて今日は書いていきたいと思います。
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ご存知の方も多いと思いますが、「Trello」の紹介を記載しておきます。
Trello
Trelloは、カードを動かしながらタスクを視覚的に管理できるかんばん形式のツールです。必要な情報を共有し、チームの誰もが進行状況をすぐに把握することができます。 https://trello.com/
「かんばん形式」という概念は特徴的で、活用する上での慣れが必要かもしれませんが、ツールとしては動きもシンプルで直感的に使い始められるサービスだと思います。
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直感的に使えるはずなんですが、実際に親に使ってもらったところ「使えるかなぁ」と不安そうな声を何度も聞きました。
私からすると「わりと丁寧に伝えたつもりなのに、何が不安なんだ?」とよく分からなかったんですが、隣で操作している様子を見ていて自分の説明の足りない部分が理解出来ました。
私はTrelloというサービスの特徴を重点的に説明していて、WEBサービスの一般的な動きについては簡単にしか触れていませんでした。
一般的な動きと言うのは例えば下の様な仕組みです。
・複数人のユーザで使うサービスであれば何らかの形で自身の動作がチームメンバーに通知として届くだろう
・通知の設定は各自で行え、それはユーザのアイコンをクリックすると設定メニューがでてくるだろう
こういったことに慣れていなかった親にとっては、覚えることが沢山あり「Trelloは難しい」という印象を与えてしまったように思います。
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知らないのであれば、身につけるしかなく今回に限って考えると、覚える量は減らせません。
しかし、今後様々なWEBサービスを活用していくことを前提に考えると
・WEBサービスには一般的な動きやデザインというものがあること
・どれがその「一般的な動きやデザイン」にあたるのかということ
この2点を踏まえてサービスの使い方を説明してあげることで、今後利用するサービスへも今回学んだ知識が適用でき、覚えることが少なくて済みます。
上の仮説の通りであれば、様々なツールを使うほどにWEBサービスへの理解スピードは加速度的に上がるということになると思います。
このような内容を伝えることで、ツールに対する心のハードルが下げられるのではないかと感じています。
ちなみに私は「今回導入に苦労したからといって今後新しいサービスの利用を控えるのは勿体無いよ。だって次はもっと楽に便利なサービスを使いこなせるんだから!」と親が前向きになれるようなメッセージを送っておきました。
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上の内容はサービスへの知識があり、教える立場である「業務ハッカー」としての振る舞い方について書いたものです。
ここからは社内業務ハッカーとして、ITに苦手意識を持ちながら向き合っていらっしゃる方に向けて、上の内容をどういった行動に結びつけると良いか考えていきたいと思います。
「一般的」というのがあることを踏まえ、これからサービスを利用する際には「どの部分がそれにあたるのか」を意識して探してみるとよいと思います。
「一般的」を知るには比較対象が必要なので、複数のサービスを使ってみる必要がありあます。そのサービスはLINE等使い慣れたもので十分共通項は見つけられます。
余談話になりますが、新しい知識を入れたい時そのテーマの書籍を3冊程読むと共通点から大事な点をあぶりだせるということを教えてもらったことがあります。私はわりとその手を活用してます。
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母親がTrelloを使ってる姿をみて少し感動しました。PCに貼ってあった付箋がゴミ箱に捨てられたことに嬉さを感じるのは珍しい感覚でしょう。
少しずつでも変化が見られるのは本当に嬉しいなぁと思います。
また進捗共有していきますー。 では〜。