全体最適の行政マネジメント研究会

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「ワークショップは生もの」だと感じた夜

全体最適の行政マネジメント研究会 オフ会 2024年11月13日 オンライン開催 いつもお世話になっています。 全体最適の行政マネジメント研究会(略して「行マ研」)の伊原です。 11/13の夜、「行マ研のセミナーに、もっと行政職員の方に参加してもらうためには?」というテーマで、ワークショップを開催。 合計7名でワイワイ盛り上がりました。 工程表を使って現状を共有いろいろと集客施策を実行しているのですが、なかなか参加者が増えない(厳しく、どうしたらいいのかわからない)現状が

    • 自己成長を実感する仕事とは

      全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2024年9月9日 オンライン開催 ワークショップレポート今回のワークショップでは、参加者から行政課題を募集し、ワークショップを実施しました。 行政課題「若い先生の自己成長」  課題山積の教育現場。今日のテーマの「自己成長」という意味で言えば、若い先生が成長を感じられず、すぐに退職してしまう。自己成長を感じるために上司のサポートが必要だが、上手くいっていない。若い先生がやりがいを実感するのは難しいと感じる。

      • 提案が通らないのはなぜか?

        全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2024年6月17日 オンライン開催 ワークショップレポート今回のワークショップでは、参加者から行政課題を募集し、ワークショップを実施しました。 行政課題 DXを原課で実行する段階で生じる「総論賛成・各論反対」 全国の自治体で進められているDX。そのDXの旗振り役であるDX担当課は、現場にDXを下ろしていく段階で、「そもそもこれをやる必要があるのか?」などと抵抗され、その対応で職員が消耗してしまう。スムーズ

        • 「できない」と言われたらどうするか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2024年3月4日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、参加者から行政課題を募集し、ワークショップを実施しました。 行政課題 要介護認定に関する自治体業務等のデジタル完結  国のデジタル行財政改革に「要介護認定に関する自治体業務等のデジタル完結」を明文化するなど、要介護認定審査業務においてもデジタル化が進められる中で、現場では紙の資料が使われており、大きなギャップがあるんです・

          板挟みになったと思ったときにどうするか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2023年12月4日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、参加者から行政課題を募集し、ワークショップを実施しました。 (岸良)課題を募集する際は少なくとも60秒は黙って考える時間にする。「活発な議論は非常に良いものだ」というのが世間の考え。活発な議論が良い議論とは限らない。考える時間が大切。 行政課題 民間の人との付き合いを気を付ける研修がたくさんあり、民間や外部との付き合いを

          板挟みになったと思ったときにどうするか?

          変化を起こす合意形成のプロセスとは?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2023年10月14日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、参加者から行政課題を募集し、ワークショップを実施しました。 行政課題1 行政サービスは有料化できないのか? (岸良)問題解決につながる「良い問い」の条件とは?まず問題とは「現状と目標のギャップである」。「まず手段ありき」は間違いである。  まず、その手段で何の問題を解決しようとしているのか、問題を定義してみましょう。

          変化を起こす合意形成のプロセスとは?

          状況を打破してブレークスルーを起こすにはどうするか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2023年6月24日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、国土交通省近畿地方整備局の井上さんの、「持続可能な河川の維持管理」についての課題について議論しました。  日本は厳しい国土条件で、最近の大雨等の異常気象も重なり、水害が発生しやすくなっています。治水のためには、堤防やダム等の河川管理施設を適切に維持管理する必要がありますが、管理対象施設の増大や老朽化、労務単価の高騰などで維

          状況を打破してブレークスルーを起こすにはどうするか?

          相手に反対されたときどうするか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2023年2月18日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、都内小学校のPTA副会長の林さんが普及に向けて取り組んでいる、学校生活をサポートする情報シェア連絡網「えがおのわ」について議論しました。  林さんは、PTAの現状と目標の間に大きなギャップがあることを経験し、このギャップを解消してPTA本来の「学校をより良い場所にする」理想のために活動する組織に変えたいと、「えがおのわ」の

          相手に反対されたときどうするか?

          どこから手を付けていいかわからない時にどうするか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2022年12月17日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、東京都総務局三宅支所の岩船さんが取り組まれている離島の道路管理について議論しました。  岩船さんは、伊豆諸島の一つ、御蔵島の都道管理の業務に携わっています。そこでは、島しょ部特有の問題、具体的には島内の施工業者のマンパワー不足や外部から物資が入りにくい等の様々な問題があり、都道の十分な管理が行えず、頭を悩ませていました。

          どこから手を付けていいかわからない時にどうするか?

          文句なしの目覚ましい成果が出ても広がらないのはなぜか?

          全体最適の行政マネジメント研究会 行政課題解決セミナーレポート 2022年9月10日 オンライン開催 ワークショップレポート 今回のワークショップでは、北九州市役所の三浦さんのチームで実践している、WIPボード※1×集中タイム※2の横展開について議論しました。 ※1 WIPボード:Work in Process ボード。仕事の投入量を適切に制限することで、バットマルチタスクを防止したり、仕事の滞留が見える化されることで、助け合いが生まれる。 ※2 集中タイム:自分にしかで

          文句なしの目覚ましい成果が出ても広がらないのはなぜか?