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「オリジナルの暦」・・・ちょっと解説
神楽坂トンボロでの「森章二の素読みの会」で展示していた「暦」について朗読終わりに解説しようと思っていたのに、すっかり忘れてしまっていたので、この場を借りて紹介します。
まず、どういう「暦」かというと、こんな感じ。
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全体としては、江戸時代に使われていた「暦」にならった物で、
一番上に今年の年号と干支、気学による今年の運気を並べてみました。
次に大小の月。
昔の「暦」は今のカレンダーと違って、細かい日付や曜日の表記は無く、
大小の月だけが分かるようになっていて、それをデザインに入れ込むことが多かったのです。
だから、この暦でも、左の小さなウサギには、小の月、二、四、六、九、十一月の漢数字を描き、
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右側の大きなウサギには、その他の大の月が描いています。
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大小のウサギの間には、吉兆をみる方位図。赤い文字が一年を通じて運勢の良い吉方向を示します。
上が南なので「東南東」ですね。
その下には、一月(睦月)から、各月の宿曜と、平仮名の干支を入れてあります。
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その真ん中に、ちょっと変わった四角い駒がいくつか並んでいるのが、お判りだと思いますが、
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良く見て頂くと、これは「もりしょうじの すよみのかい」になっているのです。お気づきになりましたか?
では、今年も皆様、天下泰平商売繁盛家内安全でお過ごしください。
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