「イメージの爆誕を目撃する貴重な体験」・・・木船[石田]園子退職記念展
日常にあるものをアニメーションで抽象化することで、本質を浮き上がらせ、その周辺に映像的快感をちりばめている。
40年以上、その創作のスタンスは、全く変わらない。
木船(旧姓石田)園子さん。
1979年に木船徳光と結成したIKIF(石田木船映像工房)として、学生時代からアニメーションを今も作り続け、就職後もデザインや雑貨開発の仕事に携わりながらも、イベントや創作に情熱を傾けて来た。
その活動の多彩さや密度にはいつも驚かされる。
しかもそれが、自然体で、創作の苦悩を感じさせないのだ。
そんな生粋の創作人としての木船(石田)園子さんの
東京工芸大学の退職記念展が行われている。
多くのアニメーション作家を生み出して来た園子さんの足跡を
驚き板やゾートロープなどのアニメーション装置と過去のアニメーション作品の上映を中心にした展示会である。
さらに会場では、大きく影響を与えた父の写真家、石田多実三氏が撮影した貴重な写真も展示され、その写真を使って新たなアニメーション作品が作られている。
まさに、アートアニメーションが生まれる瞬間を体験する事が出来るのだ。
木船[石田]園子退職記念展 IKIF設立45周年
開催期間 2024年 2月 21日(水)〜 29日(木)
2月22日(金)は閉室
東京工芸大学中野キャンパス 2号館1階メディアラウンジにて
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