「始発前の仮眠室」・・・怪談。駅員に伝わる不思議な話。
鉄道会社によって多少違いますが、駅には仮眠室があります。
これは主に始発に対応するためです。早朝にタクシーや自家用車で駅まで来て、入り口を開けるところもあるそうですが、その鉄道会社では駅の仮眠室に駅員が泊まり込む、と決まっていました。
居残りの駅員は、終電を見送った後、駅の入り口にあるシャッターを閉めて構内の灯りを消し、駅員室の奥にある仮眠室で少し眠ります。
そして翌日の始発が走る1時間くらい前、午前4時前には起きて、
再びシャッターを開けるのです。
以前は、ベテラン駅