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インタビュー⑦賑わいを見せる船橋漁港の朝市

インタビュー⑦賑わいを見せる船橋漁港の朝市



▲ 船橋市長:松戸 徹

江戸時代、船橋漁港は徳川家将軍に魚介を献上し大事にされ、江戸の台所として栄えてきた。そんな伝統ある船橋漁港で毎月1回開催される船橋漁港の朝市は、2010年8月から始まり、今年で10年目を迎えられました。

船橋を愛する人々が集まり、出店数4店舗から始まった朝市も、いまでは10店舗を超え、非常に多くの人々が協力し合い、地元船橋市民だけでなく、県外からも訪れる人々で毎回賑

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インタビュー⑥船橋漁港は隠れたお出かけスポット!!

インタビュー⑥船橋漁港は隠れたお出かけスポット!!

わたしは「船橋漁港」が大好きだ!威勢のいいスズキの水揚げ、それに群がる水鳥たち。大量のホンビノス貝を積んで帰港する漁船、その近くでハゼを釣ってはしゃぐ子どもたち。連れ立って散歩する老夫婦の姿や、情緒あふれる夕暮れ時の船溜まり…。

まちの喧騒を離れた船橋漁港は、多彩な表情をみせ、いつもわたしを楽しませてくれる。ここに来ると、なぜか気持ちが落ち着き、心が和む。

ところで、最近この場所がさまざまなテ

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インタビュー⑤歴史ある船橋漁業のPRの場として

インタビュー⑤歴史ある船橋漁業のPRの場として

昭和58年4月(1983年4月)に船橋市役所に入所してから現在まで、船橋市農水産課水産係として勤務、「心は優しく・熱い」漁師と一体となり34年間漁港を見てきました。

配属当時、漁港に水揚げされたものは市場へ出荷されてから小売店やスーパーに流通し、やっと消費者のもとに届いた時代でしたが、「地産地消」という言葉がいつ頃から使われ始め、流行するようになりました。

船橋市内で有志が集まり、地産地消の取

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インタビュー④エネルギー溢れる船橋を表現するのにピッタリな朝市

インタビュー④エネルギー溢れる船橋を表現するのにピッタリな朝市

船橋に移り住んで約10年、子どもの成長とともに船橋の色々な場所、歴史に触れる機会が増え、「楽しい街」と感じられるようになりました。特に、三番瀬を有し、漁業も盛んな“海の街”としての船橋は、誇るべき船橋の魅力です。

2016年10月に現職である一般社団法人船橋市観光協会 事務局長に就いたのも、多くの人にその魅力を伝えたいという思いからです。

▲ららぽーと西館1階に観光協会の案内所があります。是非

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インタビュー③多くの方に捌く技術を伝えたい

インタビュー③多くの方に捌く技術を伝えたい



私が船橋漁港の朝市に参加したのは、漁港の向かいの三井ガーデンホテルの料理長時代でした。

ホテルで提供していた三番瀬シーフードカレーの販売で出店したのが最初です。

そこで感じたのは、目の前の東京湾で水揚げされた魚介類、農家直送の取れたて野菜などを買える朝市にとても魅力を感じました。そしてこの活動の重要性を強く感じました。なぜなら、船橋に住んでいても、漁港があることを全く知らなかったからからで

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インタビュー②今後はイートインの充実も?!

インタビュー②今後はイートインの充実も?!



船橋市本町生まれの私にとって、駅前でアサリを売っていたおばちゃん( 45年やっていたと新聞の記事)や、よく食べた渡り蟹の茹でたのが、船橋の海に繋がっていたんですね。

船橋漁港の朝市が実施されて間もない頃に、ニュースレターの配布に協力させていただいたのも、船橋に漁港があり、豊かな海があるということを知らない方、忘れてしまった方々に再認識してもらえないか、との考えからでした。

もちろん、朝市の

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インタビュー①船橋漁港の朝市前夜の話

インタビュー①船橋漁港の朝市前夜の話



突然ですがクイズです。次のうち船橋で生産されているものはどれでしょう?

スズキ、海苔、アサリ、小松菜、にんじん、枝豆、キャベツ、大根、梨、いちご、米、牛乳、卵、シクラメン。

答えは……全部!!

では、あなたの近所のスーパーで、これらの「船橋産」は売っているでしょうか?「あまり見かけない」がほとんどではないでしょうか。

私は船橋育ち。けれど、地元の新聞記者として生産現場の取材をするまで、

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