SAV_019 ハンドランチしやすい中空楕円翼機
ゴムカタパルトでも、ハンドランチでも飛ばせる機体というコンセプトで、スパン約230mmというちょっと中途半端なサイズの機体を作ってみました。ハンドランチにしては軽い機体ですが、それなりに高度取れます。ゴムランチの場合、強めのゴムでも十分耐えられると思いますが、私は螺旋上昇からなめらかに滑空につなげる飛ばし方が好きです。
組立・調整のポイント
用紙:A4 ケント紙 T目 連量180kg 推奨
胴体パーツ(垂直尾翼付き部品)に内部補強を接着します。内部補強はくっつけて描いていますが3つの部品です。
前部積層胴部品7枚を事前に組み立てます。
胴体パーツ(垂直尾翼付き部品)の主翼より後ろの三角胴部を張り合わせます。胴体最後端は下の写真のような形になります。
最後に胴体パーツの機首部分に前部積層胴部品を挿入して接着します。(慣れやコツを必要とする作業です。)
主翼:主翼桁は3枚分作図していますが、作者は2枚だけ使用しています。主翼上反角は12°程です。
水平尾翼:水平尾翼の後縁が垂直尾翼後縁の真下に来るように接着します。
調整:機首におもり追加必要です。重心位置は主翼後端から30〜40%程度の位置が良さそうです。個々のばらつきや投げ方によって異なると覆いますが、主翼後縁から24mmの位置に調整しハンドランチで良い感じでした。
注意事項
個人で使用する分には、自由にダウンロードしていただいて結構ですが、営利目的には使用しないでください。また、図面意匠の権利を放棄するもではありません。著作権は設計者にあります。
飛ばすときには機首にスポンジゴムを貼り、周囲の安全に十分に配慮してください。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?