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SAV_016 高翼二段上反角SAL投げハンドランチ機

比較的シンプルな高翼2段上反角のSAL投げハンドランチ機です。2024年度二宮杯の予選に使用した機体です。うまく作ると、無風時に25秒ほど飛ばせました。

組立・調整のポイント

  • 用紙:A4 ケント紙 T目 連量205kg 又は 225kg 推奨
    (A4 1枚で作れます)

  • 主翼上反角は中央5°、翼端30°

  • 水平尾翼上反角15° (添付の写真は少し大きめです)

  • 胴体の制作方法:胴体のメインパーツに内部補強(1枚)を貼り付ける。乾燥後折り線に合わせて折り目をつける。そして後部の三角胴部を糸で巻き止め整形し、ねじれを修正する。巻き止めた糸の隙間(10〜15箇所)を瞬間接着剤で仮止めする。その後糸を外し接合部材を接着しすれば後部三角胴部は完了。次に前部の積層部材(事前に接着しておく)を挟み込んで接着するようにしている。

  • 水平尾翼の補強は下面に接着している。

  • pegパーツは4枚あるが私は3枚で組んでいる。またそのままでは突き出し量が多い。翼の上下とも4mm程度になるように完成後にカットしている。

  • 接着剤
    機首積層部:Pit強力
    (作業性がよく、必要十分な強度。私は片面だけに塗って使用している)
    主翼と桁の接合:カネスチック (硬化収縮による主翼歪防止のため)
    上記以外:セメダインC

  • 調整:機首におもり追加することが多いです。調子良く飛んでいる機体の重心位置を確認してみたところ、主翼後端から7mmの位置でした。

  • その他 垂直尾翼後縁の強度が不足しており、調整がズレやすいと感じています。

注意事項

  • 個人で使用する分には、自由にダウンロードしていただいて結構ですが、営利目的には使用しないでください。また、図面意匠の権利を放棄するもではありません。著作権は設計者にあります。

  • 飛ばすときには機首にスポンジゴムを貼り、周囲の安全に十分に配慮してください。

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