給食委託会社はブラックか灰色か
給食委託会社はブラックだと何度も聞いてきましたが
実際のところ、ブラックではない。
だけど、超ホワイトってこともないです
じゃあ、なに色なのかというと
難しいのですが
この仕事へのイメージは
自分自身が仕事するうえで足枷なっていたりするので
厄介だと感じます
私も栄養士になって
最初に勤めたのは給食委託会社でした
でも、2年で辞めることとなります
実際のところ、体感では栄養士の8割が給食委託会社に1度は就職していますし、大抵は転職しています。働いてみて感じたことは似たようなもので、栄養士のあるある話になっているところもあります
度々つぶやかれるのは
「きつい」「薄給すぎる」「残業が多い」=【ブラックだ】
なので、給食委託会社はブラックなんだ、と考えている方やブラックと感じた方も多い
ちなみに私が、給食委託会社を辞めた理由は
・朝3時起きの4時出勤がきつかった
・手荒れが荒れ過ぎて仕事を続けてたら完治不可能だった
・栄養士としての役割が感じられなかった
・体調崩して起き上がれなくなった
などありますが、
言ってもこれはもう7年も前のただの経験談で
原因の約8割が自己管理能力が低かったことなので
今では全く参考にしてほしくない話です
それに正直、今は
給食委託会社に就職して本当に良かった点がいくつもあります
・調理業務が全般出来るようになった
・年齢が様々な方のマネジメント能力
・事務業務の効率的な実行能力
・現場経験者になれた
・ミスをしない仕事術
などなど、振り返れば多くの仕事術を身に付けていて
今の自分が栄養士としてやっていきたい仕事をするうえで
必要なスキルとなっています
すべての栄養士さんに必要であるとは限らないですが
きっと私の人生では必要な能力を身に付ける事ができたと考えています
そして、現に給食委託会社のブラックの時代は終焉を迎えていると感じます
給食委託会社は立派な株式会社が多く、
業界の業績はなんだかんだ伸びていて
私の知っている限り、有休も休暇もしっかりと取れるし、残業代はきちんと出るし、残業自体も減っている
なので、給食委託会社はブラックと一概にいえない
と思っています
そして、そのイメージは変えていきたいと思っている現役栄養士さんも
いらっしゃいます
給食委託会社で働いている=ブラック企業に働いている
というイメージがある事で
働いている側からすると、それはとても迷惑な話で
役割も持っているし仕事への充実感も持っているのに
外からみるとそう思ってもらえないのも悩みだったりします
だから、
目的を持ち働いているのであれば
どんな仕事もブラックと決めつけることはできないですし
自分がホワイトと思えばホワイトだし
グレーならグレーで、どんな色にもなると私は思うんです
また、管理栄養士の枠から出て活躍したいと考えている方も多い
管理栄養士=料理している人。学校にいる人。食事管理に厳しそう。
などなど、まだまだ一般的にイメージされることは決まっていて
私もそうですが、栄養士本人もそのイメージから抜け出さないように仕事してしている傾向があります
イメージの外で仕事すると驚かれたり、理解してもらえなかったりするので
その葛藤に打ち勝つことは簡単ではないですが
やっていきたい。と話す方もとても多いのです
なので、ビジネスの勉強や個人スキルを高める
といったことを考える方が多く、これからよりイメージに囚われない
自分らしい仕事をして「色」に塗られない働き方が待っているように思います
つきまとうイメージ自体を
「変えていきたい」と考える方がとても多いのが
今の栄養士・管理栄養士なのかもしれないです
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