
偏重したコーチングの弊害【#28】
人間は両足を使って体重をバランスよく支えることで立つことができる。これが片足になると両足よりもアンバランスになるためフラフラしやすくなる。
基本的に物事はバランスが取れていた方が上手くいくことが多い。これはサッカーにおいても同じことが言える。リスクマネジメントのない攻撃はカウンターを喰らって失点する可能性が高く、逆に守備に人数をかけ過ぎるとボールを奪った後に攻撃へと転ずるためのパスコースが前方にないため、再びボールを失い守備の一辺倒になりがちだ。
前置きはこれくらいにして、今回はコーチングのディテールについて。
先日、たまたまとある日本のチームのユース年代の練習映像を見る機会があった。
サイドからワンツーでペナルティエリアへ侵入してシュートというようなシンプルな内容のシュート練習だったのだが、個人的に様々な違和感を感じた。その違和感を整理するためにも今回のこの記事で書き起こしていく。
もし宜しければサポートをよろしくお願いします! サポートしていただいたお金はサッカーの知識の向上及び、今後の指導者活動を行うために使わせていただきます。