一般大衆を掴めずして商業の舞台は成り立たない。お金を取る以上、商業舞台を目指してください
自分が777で言いたい内容はほぼほぼこれと同じです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
ましてやほぼ身内しかいない現状、界隈全体として面白いことをやれていないという自覚を持たないと……。
かけているのは篩にかける人ではないかなと思ってノルマゼロのライブを企画しました。誰でも出れる環境が続いて良くなるわけがないです。 https://t.co/LKfiR2guSm
ライブを見て、運動して心地よい疲れの中で帰るのならまだしも、数時間拘束に疲れて帰るようなライブが多いのではそれは当然お客さんも離れます。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
今回、会場費を一手に引き受けているため選ぶ立場を強く持っているように見えますが、実際は全ての舞台が全てのお客さんにそうみられて、選ばれています
次2000円と数時間使ってもいいだろうか。予定をあけてもいいだろうか。そう思って見られています。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
一般のお客さんが殆どいない現状は、面白いことをやってこなかった我々の責任です。衰退させてきたのは他ならぬ我々なんです。その自覚を持たないと、良くならないと思っています。
だからこそ自分なりに衰退の原因を探りました。バンドさんがお金を貰ってなさすぎというのは、お金を取っているという自覚の欠如があるからだとも思っています。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
2000円では人から取っているという自覚が芽生えないから10万以上出します、と言ってみました。代表してちゃんとやってと言うために。
いい音楽、いいライブが出来てないんです。現実なんですこれが。商品として通用していないんです。通用してこなかったんです。だから衰退させたんです。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
であれば、今、我々が持っている習慣や慣習は衰退に拍車をかけてきたものの可能性が高いとみるのが正しいと思っています。
なのでいくつか逆を張ってみる必要があると思います。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
1つには責任とリスクを背負う存在。
1つには多すぎるバンド数。
1つにはノルマを達成しようとしない諦め。
……数えたらきりがない問題かもしれません。
どれが本当に癌だったのかはやってみない事には解りません。誰かが手をつけなければ糸口も掴めないでしょう。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
だから、自分がやろうと思い企画を動かしています。理想としてはお客さんがつまらないと思っているこの状況をなんとか打破するきっかけを作れたらいいなと思っています。
今年も7/19。西九条のブランニューにて、ちゃんと興行の責任を持ったイベンターとして777開催いたします。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ@西九条ブランニュー (@GYMaterials) January 4, 2020
自分がこの目で見て、きちんと面白いと思えるバンドさん、もしくは今後に期待したいバンドさんを選びました。
良い時間をお約束しますので是非ご検討下さい。
まとめ
ノルマ制により担保されるものが売り上げであると言う所がかなり痛いんですよね。要するに集客が無くても売り上げが確保されてしまう。売り上げが有るから品質の劣化などに目をつぶれてしまう。
動員と言う形では目に見えて衰退していますが、この動員が減った原因がライブ単位で見た時の品質の劣化であると言う所に気が付けていないのが大きな原因であると考えています。多くの人が自分のバンドは出来ていると思っていてライブ単位での良しあしを見ていない。だから、平気で見るのが疲れる8バンドのイベントに出るし、8バンドの興行を組んでしまうんです。
もう一点としては、リスクを背負って強く言う人間の不在が挙げられます。ノルマが無いと言う事はギャラを受け取る責任ある世界に飛び込むと言う事でもあり、品質が悪くても許される、客を呼ばなくても許される居心地のいいぬるま湯の世界には居られなくなると言う事でもあります。
ただ、本当に思う事なのですが、そういうぬるま湯の世界にずっと浸りたいのならチケット代をとったライブを止めて欲しいですし、誘わないでほしいんですね。交通費も移動時間もかかるし。お金を取っている以上はぬるま湯の世界は許されませんし、許されないから一般のお客が離れていったと。理屈としては極めて単純です。
リスクを背負って初めてリターンが期待できるようになりますから、ここは全体として根本的に見直していかなければならない所だと思っています。