バンドロゴを作る時は透過処理したpng形式で
前回に引き続きバンドロゴ関係のお話をば。
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 21, 2020
イベンターとして活動すると、フライヤーに各バンドさんのロゴやアー写を掲載する機会が非常に多いのですが、ロゴ関係は特に透過情報を含んだpngかもしくは透過情報を含んだ他のファイル形式をお願いしたいんです。
ロゴのファイル形式についてです。PCを触る人数が案外増えなかったと言う事もあり、またwindowsがデフォルトでは拡張子を表示しない仕様になっていることも手伝ってそもそも拡張子がなにかも解らない人が増えました。
印刷のデザインなどはまだまだパソコンが主流なので、最低限の基礎知識を押さえておいてもらえると助かります。
透過情報が無いとこうなります
透過情報が含まれていないファイル形式の場合、このような形で合成に支障が出てしまいます。左が透過情報無し、右が透過情報有りのロゴを読み込んだ状態です。
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見ての通り、上手く溶け込んでくれません。 pic.twitter.com/VpRFfsnyR9
編集で何とかならない事はないんですが、できれば透明な情報を含むファイル形式でのやり取りだとお互い楽ですよね。グッズを作る時にも、例えば透過情報が無いと同じように四角い枠がでます。枠込みでデザインなら別にいいとは思います。
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拡張子について
パソコンの基礎知識になりますが、各データファイルには拡張子と言う物が存在します。「新規ドキュメント.doc」の「doc」部ですね。どういった内容のファイルかをその拡張子で判断して、アプリ側は読み込んだり保存したりしています。
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画像だとbmp、jpg、jpeg、gif、pngあたりが有名です。印刷を考慮するとフォトショップのpsdも含まれるのですが、作業環境等を考えると、指定が無い限りは上記のものになるかと思います。
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定番のファイル拡張子の特徴はざっくり以下のような形です。
bmp
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大きい。実務でやり取りされることは特殊なケースを除いてほぼ無い。
jpg
一番使われている形式。jpegと同じ。スマホなどで撮影するとだいたいこの形式。
gif
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アニメーションを作れる万能ファイル形式。twitterで動画じゃないのに動く画像があったらこれ。jpgと共に一般的だったが、ある時ライセンス料を求めるようになった途端下火に。現在は特許が切れているのでアプリ制作側は自由に導入が可能。
png
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ライセンス料を突然請求するようになったgifの代替として登場。一気に普及したファイル形式。当時の名残からか、透過情報を含む静止画はpngで書き出すwebサービスが多い印象。アニメーションを作らないのならpng。アニメーションを作るならgifという勝手なイメージ。
透過情報を含むファイル形式
上記4つの形式のうち、透過情報を含ませることが出来るのはgifとpngのみです。
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透過の情報は自動的に設定されるようなものではありません。元ファイルに設定されていないのなら切り抜きなどの手間が必要です。
jpgなどで渡された場合も渡された側は最大限工夫して切り抜き画像などは作成します。ただ、その作業においてバンドさんの意図しない箇所の切り抜きなどは発生しうるので、やはりバンドさん側が責任もってあらかじめ切り抜き、透過情報を付与した画像を提出するというのが望ましいかなと思います。
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解像度については最低でも横幅が1000px以上のものが望ましいと思います。解像度について詳しくはnoteに纏めたものがありますのでそちらをご参照ください。https://t.co/9mAL7eZyPY
— GY.Materials◆7/19 ノルマゼロ 70%バックライブ＠西九条ブランニュー (@GYMaterials) February 21, 2020
バンドマンの為の簡単なDTP、その2でした。noteのご支援、BASEでのTシャツご購入等頂けましたら幸いです。