アーティストとは常に選ばれる側でなければならない

先日777のタイムテーブルについて相談があったのでkoji兄さん(PHOENIX RISING)と飲んでたんですが、別れ際に「選んでくれてありがとう」って言われたんですね。
でも自分からしたら「選ばれる人であってくれてありがとう」でして。コロナ禍で全然バンドさん見れてないのも一つありますが、仮に見れてたとしても選べるバンドさんがどれだけいてくれたかはやっぱり難しい所でして。

お金にならない人は選べない

リスクを100%背負う以上、お金にしようとしている人かお金になる人、何かしらの将来性を持っている方以外はほんとに背負いづらくてですね。この人の為に777の苦労を背負うのは嫌だって思うバンドさんの方がやっぱり多いです。タイミングの問題だと思いますが、選べる人が残っているギリギリのチャンスだったんじゃないかなと最近思います。

機会と友人に恵まれまして2.5の開催が決まっておりますが、自分は5回までやり切らねばなりません。自推、他推問いませんので、オリジナルのバンドさんでお勧めのバンドさんいましたら教えてください。見に行きます。ご助力いただけましたら幸いです。

ノルマ無しに甘える人はもうバンドを止めたらいい

本来ならばノルマの無いライブというものは、出演する側からしたら大きな収入を得るチャンスか、もしくは大きな宣伝をできるチャンスなので集客に対して必死にならないと言うのはまずありえないんです。

なのにノルマが無い=タダで出演できる=客を集めなくても出費が無いとそいう言う発想になる人が非常に多い。個人的にはノルマが客を集めなくてもいい免罪符になっているためだと思う所は有りますが、その仮説は置いておいたとしてもです。ノルマが無い=タダで出演できる=自分たちの演奏でお金を稼ぐチャンスだと思わない人、それに向けて努力しない人はもう音楽止めたらと正直思いますし、やるにしてもお金を取るライブはもうやめるべきだと感じます。

777は甘やかすために言ってる訳ではなく、演者さんに押し付けていた負荷を本来背負う側が背負い、PAさんやハコのスタッフさんらと同様にバンドさんも外注さんとして扱います。だからちゃんと仕事して。そういう意図の方が強いです。リスクを背負った発注元が提示する金額分の仕事が出来ないのならもうその仕事やめて下さい。お客さんからお金を取る以上は仕事なんです。チケット代は売上なんです。その辺りの認識の弱さは全体的に感じる所ですし、その意識を強く持ってくれている方がかなり減ってしまいました。

777がどこまでメッセージを届けられるかは終わってみるまで分からない事ですが、広く届けば届くほどこの世界の中身は必ず良くなると信じています。そして残念ながら自分一人で届けられる範囲はとても狭いです。ですので何卒お力をお貸しください。よろしくお願いします。

関連リンク


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?