多分、海。

サカナクションが大好きで、溢れんばかりの好きという言葉をきちんと文章にしたいと考えて始めました。

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サカナクションが大好きで、溢れんばかりの好きという言葉をきちんと文章にしたいと考えて始めました。

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説明が下手である。

説明が下手である。 昔から人に何かを伝えないといけない時はしんどくなる。頭の先まで興奮させられることがあって、それをその場に居なかった友達に説明しなきゃいけない時。仕事で休憩前に引き継ぎをする時。人間は自分の語彙力と想像力とコミュニケーション力をフルに使って「説明」という行為をする。俺はそれが生まれてこの方苦手だった。 だって説明はメンドクサイもの。 いつもなら空気感と表情で説明を乗り切っているが、どの人間にも通用するわけじゃない。 説明というの前提条件がある。 まず物事につ

    • 闇を超えたその先へ ~SAKANAQUARIUM2020 834.194光 仙台公演感想~

      1.はじめに 2020年2月25日。私は仙台に居た。目的はサカナクションのライブツアー「SAKANAQUARIUM2020 834.194光」の仙台公演に参加するためである。 無数の曲が転がるJ-POP界の中でも、生まれて初めて「この人たちが演奏するのを生で見たい」と強く思わせたのがサカナクションだった。人生初バイトの初給料で買ったのも魚図鑑だった。  気が付けば新作のリリースを心待ちするようにもなっていた。  初めて大学二年の冬にライブチケットを申し込み、当選した時は心の底

      • 「解体読書(1)~まえがき~」

         本について文章を書いてみたいと思ったことがある。世の中には「本」と呼ばれる紙の集合体が無数に並んでいる。誰かの頭の中で文章に起こしたい「何か」が産まれ、それを紙に印刷してそれを店頭に並べている。それが本と呼ばれる。本は思想の集まりだ。作者の年齢や勉強の出来不出来に関わらず、その書きたい、書かなきゃいけないという使命感が本には宿っている。それに私自身はよく感動させられてきた。本に救われてきたことも多々ある。もちろん人の感性は必ずしも同じではない。全世界数十億人の人間が居れば、

        • はじめまして

          というころで、改めて自己紹介します。 名前は「多分、海。(Twitterも同名でやっています)年齢は23歳。秋田県で大学生をやっています(ちなみに来年卒業します) 趣味はランニングと読書と映画鑑賞などなど… でもここ数年続いているのが音楽を聴くことです。特にサカナクションをよく聞きます。2017年の年始に見た「新野獣島」という動画で初めてサカナクションに触れ、そこから歌詞やサウンド、バンド自体にどっぷりと浸かっていきました。 あともう一つの趣味が文章を書くことです。元々読んだ

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        • 解体読書
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          ここ一週間の話

          たまには暗いことを書きます。今回は後悔の話です。 大好きだった祖父が一週間前に亡くなりました。丁度父から電話を受け取った時には「病院から『体調が急に悪くなった。午後が山だと覚悟してほしい』と言われたから家で待機していてくれ」と言われました。電話を受け取った途端に私の体は震え出しました。呼吸が荒くなり、頭の中で終わりのない焦燥感に陥ったような気がしました。祖父が死んでしまうかもしれない。そんな恐怖が私を襲いました。病院にすぐに駆け付けたい。でもコロナの影響で面会は禁止になってい

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