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慟哭

改めてとんでもない試験に手を出してしまったかも知れない。


呉・物権と刑事実務基礎を読了した。

呉・物権は基本的には全て知っていることが書いてあるが、ただ読んでいるだけだと、きちんとロジックが追えているか分からない。そこで短答問題集を買って理解度を確かめながら進めたいと思い至った。同時に、呉の基礎本の改訂予定を確認した。

・呉の基礎本の刑法総論 2024/10/1に改訂
・呉の基礎本の刑法各論 2024/12改訂予定(弘文堂からの回答)

だそう。であれば、
・セレクション刑法 2024/6/3に発売
・セレクション民法 2024/7/1に発売
の2冊は買ってしまってもいいだろう。というわけで…

短答問題集を買ってみた。

…伊藤塾セレクションの民法と刑法を買ってみた。

う~ん、でかい。

刑事実務基礎の巻末の口述再現を読み終えて、予備試験に合格したような気分になっていたが、短答問題集を開いて文字の洪水に打ち砕かれそうになる。事例の長さが行政書士の比ではない(知ってたけど)。しかし、社労士の勉強を始めた時よりはマシだと思えた。

とはいえ、この体たらくでは短答プロパーの肢の選別どころではない。どうしよう…。考えた結果、とりあえずテキストへのフィードバック作業のため、呉側・セレクション側双方に相互参照ページを書込む作業を始めることにした。問題は解かずに。

条文索引が無いので詰んだか?!と思ったが、判例索引があったのでとりあえず、判例だけ拾うことに。判例六法が届いたら条文ベースで同じ作業をしたい。

とりあえず物権を終わらせた。

相互レファレンスを記入してみた。

10/13、セレクションを購入した日のうちに呉・物権⇔セレクションの相互対照を終わらせた。約4hかかった。

この作業を通じて分かってきたことがある。呉の基礎本はなんでもかんでも書いてあるわけではない。セレクションで扱っている判例の半数程度は呉では扱っていない。呉に載っていなかった判例で、セレクションに条文の記載の無かったものは判例六法で判例から条文番号を逆参照する必要がある。この側面から見ると、判例六法が情報集約の軸になる気もする。

社労士のときは肢別問題集を柱にして上にテキストという城を立てるイメージだった(具体的な作業としては、テキストに問題集の情報を集約する感じだった)が、予備試験は判例六法・短答・基本書・論文を1冊の本のようにして、まずは面のように、最終的には球体的なネットワーク状に仕立てていくのが目指すべき方向のように感じられた。

テキスト側の参照ページを見た時に、短答問題集・論文問題集の内容を想起できるようになると良いと思われる。

まだどちら側に情報を集約していくべきか決めかねるので、しばらくは相互参照のページ書き込みを続けたいと思う。

(論文問題集の改訂予定についての回答がなかなか来ない)

「」で囲まれた部分はそのまま覚える価値がある

論文試験で論証をアウトプットするにあたっては、判例の言い回しをそのまま暗記する必要があると思われるが、セレクションは解説中に「」(カギ括弧)でそのフレーズが示されている。

改訂時期の関係で短答に先着手することとなったが、論証の目撃回数を増やすという意味では有効と思われる。出来る範囲では正解に近いことを出来ている気がする。

明日は呉・刑法総論が届く予定なので、それまで物権を実際に解いてみます。

今日はここまで。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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