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文化祭や学園祭のバンド演奏に憧れてた中学高校の頃の自分の過去を取り戻すために始めた事

来たる2024年11月3日(日曜日)の20:30に、YouTubeに投稿した動画をプレミア公開する事にしました。

それが、以下の動画です。


同様に、Xのポストにも告知しました。


実は、今年に入ってから、何10年も前から「これをやりたいな~」と想像していただけのそれを、いよいよ実行に移そうかと思い立ったんですよね。
それが、冒頭で告知した「自宅で、ひとりYMOコピーバンド文化祭ごっこ」なのです。

ただ、顔出しするのは恥ずかしいので、不織布マスクをアイマスク代わりに着けて演奏するというスタイルを思いつきましたw
1980年代に、YMOがワールドツアーで「Behind The Mask」を演奏していた時に着けてたアイマスクに見覚えのある人もいるかと思いますが、自分もそれを見て、『あ!これだ!』と思い、『このスタイルなら、自分も演奏してみた動画をアップ出来るよな~』と思ったんですよね(マスクの使い方が明らかに間違っていますが、まぁ、良しとしましょうw)。


ではここで、私の音楽的嗜好(または志向)について語っていきたいと思います。

まずは、YMOに嵌まった切っ掛けですが、それは1981年の中学生だった頃の事でした。
中学に入ってからは、入学祝いで買って貰ったラジカセでほぼ毎日FM放送をエアチェック(録音)していました。YMOや洋楽を聴き始めたのも、この頃でした。
実は、YMOは小学生当時からその存在だけは知っていたのですが、流行に無頓着だったため、その頃は積極的にYMOの曲は聴いていませんでした。なので、「ライディーン」という曲も、アニソンの「勇者ライディーン」の歌だと思っていましたw
 あっ、そうだ・・・そういえば、小学生当時は、主にアニソンや特撮ヒーローの曲を聴いてました。でも、それを同級生から馬鹿にされ、「ザ・ベストテンを視ろよ」とか同級生に言われて、それ以降は歌番組(ザ・ベストテン)を視るようになりましたw
それまで流行には無頓着だったんですが、ここで「ヒットチャート」というものを知り、それからは流行を意識して歌謡曲(現在で言う処の「Jポップ」)を聴くようになりました。
 ただ、私は基本的に流行には今現在も無頓着で、どちらかというと皮膚感覚に合うものを好んで聴くスタイルなので、積極的にヒットチャートを追いかけたりはしません。なので、世間一般とは感覚がズレているかもしれません・・・(´∀`;)ウーン…
 
まぁ、それはさておき・・・・

しかし、偶然にもFMラジオでYMOの曲が流れてきてそれを録音して聴いた事がきっかけで、「何だか分からないけど、面白い音で癖になる曲だな~」と思ってたら、気が付くとすっかり嵌まってしまい、それからはレコード屋さんに行ってその曲が入っているアルバムを探しに行きました。
が、タイトルがうろ覚えだったため、「多分このアルバムに入っているだろう」と思って買ったのが、YMOのファーストアルバム(国内盤)でした
(以下の画像)。

YMOのファーストアルバム(国内盤)

国内盤ファーストアルバムを買った後で知ったのですが、ラジオで聴いた曲のタイトルは「ビハインド・ザ・マスク」だったので、このアルバムには残念ながらそれが入っていませんでした。
目当ての曲が入ってなくて「あ~あ、これは外れだな・・・(´・ω・`)ショボーン」と最初思ったものの、せっかく大枚はたいて買ったアルバムなので「元を取らなきゃ」と思って何回も聴いてるうちに、「ん?待てよ?何だこれは!?何だか分からないけど、癖になるサウンドだ!」と、聴けば聴くほどに、このファーストアルバムは、外れどころか大当たりでした!Σ(´∀`;)

それ以来、すっかりYMOフリークになり、アルバムをコツコツ買い集めるようになりました。その流れで、YMOメンバーのソロアルバムや関連書籍(サウンドール、KEYPLE、など)も逐一チェックして買っていました。
流行に敏感な同級生からは「今更YMO聴いてるの?時代遅れ~」とか言われましたが、熱中できる音楽を見つけた私は、周りが何を言おうと全く気にもしませんでした。

・・・あ、そういえば、ラジオでYMOの曲を聴くようになったきっかけは、近所の友達から借りて聴いたシングル(忌野清志郎+坂本龍一の「い・け・な・い・ルージュマジック」)だったなぁ。
そのB面に入ってる「明・る・い・よ・」というタイトルの曲で(「♪明るい、農村!」とか歌ってる曲w)、そのバッキングのシンセの音色を聴いたら、自分ん家にあるSN比と歪率が悪い安価なモジュラーステレオコンポのグレードが上がったかのように聴こえたので、「よしっ!これからはシンセを使った曲を聴こう!」と思って、それからYMOを聴くようになったんだったっけ・・・

で、その近所の友達ん家に行くと、高級なステレオコンポがあって、その音質が自分ん家にあるモジュラーステレオとは段違いに良くて羨ましかったので、そうした背景もあってか「悪い音を、どのようにして良い音にするか?」という発想が自分の中に生まれてきました。
そうした私の「ハイファイ志向」が、YMOの曲を聴くように向かわせた内的衝動だったのかも知れないなぁ・・・(´-`).oO


高校に入ってからは、「YMO」「カルチャークラブ」「デュラン・デュラン」「安全地帯」の曲を主に聴いていました。
そんなある日の事、弟が何やらちょっと変わったレコードを同級生から借りてきたのです(以下の画像)

VIDEO GAME MUSIC(細野晴臣プロデュースのNAMCOゲーム音楽サントラ)


「まさか、ここでまたYMOのメンバーの名前を目にする事になるとは!」Σ(´∀`;) 

で、早速アルバムを聴いてみたら、ゼビウスギャラガは途中からアレンジバージョンになっていた他は、ゲーム基板から直接録ったような曲でした。
私としては、これはかなりショッキングな出来事で、それはYMOのファーストアルバムを聴いた時以上のインパクトでした。
ゲーム音楽の可能性の片鱗は、YMOの国内盤ファーストアルバムに収録の「アクロバット」にも伺えたが、そこに可能性を見出した細野晴臣氏は凄いと思った。
「このミュージシャンは奇才だ!」と・・・!Σ(´∀`;)
細野晴臣氏は、音楽的センスとアンテナが凄い鋭敏な方だと思いました。ゲーム音楽の可能性に着目したセンスがスゴイ!

それ以来、ゲーム音楽の魅力にすっかり嵌まった私ですが、当時は私の周りでそれを聴いている人は皆無で、ゲーム音楽は言わば「傍流」でした。
当時の私の周囲の大半は、洋楽やバンド系の曲を聴く人が多かったのですが、これもやっぱり、皆、文化祭のバンド演奏に憧れてたからなのかな~?と(私もそうでしたが)。
その頃、私の周りではBOOWYの曲が流行っていたのですが、私にはそれが何なのか分からず、菊池桃子主演の映画「テラ戦士BOY」の事かと思っていましたw

そんな傍流だったゲーム音楽でしたが、そうした状況を打開すべく、「ゲーム音楽を皆に認知させてやろう!」と思い立ち、昼休みにゲーム音楽を掛けてもらうために放送委員に掛け合って、ゲーム音楽のサントラを録ったカセットテープを手渡したのです(その基になったサントラは、以下の画像)。

ゲーム音楽のサントラ「TAITO GAME MUSIC」


ちなみに、この時の放送委員はBOOWYコピーバンドもやっていたので、昼休みはその曲を流してる事が多かったのですが、ここで私は「TAITO GAME MUSIC」をリクエストするという暴挙に出ましたw
「これで、皆から一体どういう反応が返ってくるのか?」と、期待と不安が交錯した・・・(´∀`;)

そして昼食の時間となり、教室にいた生徒の反応をつぶさに観察していたら、男子の一人が『はぁ?何じゃこりゃ?』と怪訝そうな反応だったが、女子の一人が『あっ!影の伝説だ!』と叫んだ時、思わず・・・

『どうだっ!これが、あのYAMAHA DX7直系のFM音源のYM2203を2つ搭載したアーケード版のサウンドだぜっ!ファミコン版とは格が違うんだぜぃっ!』

・・・と、心の中でガッツポーズを取っていましたw

それと並行して、パソコンクラブに在籍していた私は、そこにあったパソコン(SHARP MZ-700)を使って、以下の雑誌を見ながらゲーム音楽のプログラムを打ち込んでいました(ここでも、ゲーム音楽を皆に認知させるためのPR活動をしていたw)

namco VIDEO GAME MUSIC PROGRAM大全集(マイコンBASICマガジン別冊:電波新聞社)


クラブ活動中に、ナムコゲーム音楽を色々打ち込んでその曲プログラムを実行していたら、クラブに遊びに来てた人たちが、『あ!コレ聴いた事ある!』って言ってくれたのが嬉しかったな~ (´∀`)

で、文化祭が始まり、そこでBOOWYやBARBEE BOYSなどのコピーバンドをやってる同級生を見た私は、「俺もやってやるぜ!」と発奮しながら、ひとり自宅でシンセ弾いてたり、MSXゲーム音楽のプログラムを黙々と打ち込みしてたり、シンセとMSXを使って多重録音とかしてましたw



・・・と、まぁ、そんな高校時代を過ごしていたわけですが、あれから40年!、満を持して、こうして『自宅で、ひとりYMOコピーバンド文化祭ごっこ』の動画を投稿するに至ったのであります。
その動画は、ほぼ自己満の「ジャイアンリサイタル」みたいなものですが、生きてるあいだにフラグを回収しておきたかったので、こうして動画をアップしてみましたw

以下は、2024年3月11日にアップした動画ですが、そのリンク先の「見るYouTube」を押して、「チャットのリプレイ」を表示させながら視聴して戴きますと、ライブの雰囲気が何となく分かるかと思います。




それでは、来たる2024年11月3日(日曜日)の20:30、以下のYouTubeのプレミア公開動画で、「♪お待ちし~て~いま~す~」 (´∀`)

プレミア公開動画なので、2週間部屋でずっとスタンバってますw

2024年10月20日(日)
ぎゃぶねこ


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