
臨景 -りんけい- / gwai.・松岡龍一 小豆島二人展
つらつら書き連ねるにあたって。
gwai.というアーティストの「事の起こり」から書き始めるのは、ジョジョをアニメから知ったファンに対してアウトローマンから遡らせるような苦行に等しい。
よって、直近に開催したイベントから書いていこうと思います。
というわけで、今回は表題の展覧会について。
『臨景 -りんけい-』
服飾作家/gwai.
現代アーティスト/松岡龍一
小豆島 初二人展
松岡氏が会場の壁面に施したペイントをバックにツーショット。
右のイケメンが松岡氏。
左のハニカミ黒づくめ男がわたくし。
ーーーーーーーーーー
松岡大先生はgwai.の数少ないアーティスト仲間で、これまでも様々なイベントで共闘してきました。
(彼との共闘の日々はまた別の機会に書くことでしょう。)
今回は、そんな松岡大先生からの縁もあって、小豆島のとある空き地と、そこに立つ一軒の小屋をお借りして、数日限りの展覧会を開催。
準備に3日、展覧会期間は4日間というタイトなスケジュールでしたが、近隣の島民の方々をはじめ、観光の方なども立ち寄っていただき、延べ100人以上の方に我々の作品と空間を楽しんでいただけました。
ご来場いただいた近隣の方々。
gwai.の刺繍作品と松岡大先生の壁画を交互に見ていたのが印象的。
ーーーーーーーーーー
それでは、簡単に当日の作品たちをご紹介。
(gwai.自身の作品については、改めて解説してみようと思います)
ーーーーーーーーーー
松岡大先生、渾身の壁画たち。
タイトルは『化け物の愛』
ーーーーーーーーーー
拙作。
島の海と山、会場のある土地の雰囲気などを反映させてみたインスタレーション。
紐の作品は『島の妖精 〜繭が孵るとき〜』
布の作品は『凪の水面から』
そしてインスタレーションとは別に三着ほど、オリジナルの服も展示・販売しておりました。
ーーーーーーーーーー
他にも見どころはあったのですが、今回はこれくらいにしておきましょう。
ーーーーーーーーーー
さて
今回のイベントは、近隣の方々を始め、様々な方にご協力いただきながら、なんとかカタチにすることができました。
島の人たちに楽しんでもらうことが当初の目標でしたが、gwai.に内緒で東京から遠征してくれたヤベェ旧友たちや、大阪から遊びに来てくれた馴染みのメンバーたちにも楽しんでもらえたようで嬉しいかぎり。
突破的に始まった割には、個人的にはまずまずの手応えを感じております。
しかしこれは、今から始まる長い闘いの第0章。
これを土台に、来年から『年に一度のお祭り』として、継続していくことが本来の目的。
というわけで、強くなって島に戻りたいと思いますので、皆さまもまた、小豆島でお会いしましょう。
ではでは
服飾作家/gwai.