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初の重大トラブル・1

非正規店で外車を買ってnoteを書いていても全然トラブルが起こらない。
これでは何のための「後輩たちのための記録」なのかわからなかったのですが、今回初めて重大トラブルに見舞われましたので記録していきます。


1.重大トラブルを定義する


重大トラブルとはどんなものなのか。
今まで見たモトブログの中で言うと、走行中にエンジンブローとかの事故に直結しかねないものは当然重大トラブルですが、私が定義する重大トラブルとは
 その故障を放置したら走行不能になる虞がある程度のヤバさ
という意味で重大トラブルという言葉を使っていこうと思います。


2.水温計が下がらない


2024年9月25日、全国的に快晴になるとの予報に期待して霧ケ峰高原まで行ってきました。
恥ずかしいことに私はメーターいちばん下の棒グラフを「燃料系」だと思っていましたが、実際にはこれが水温計だとわかったのは霧ケ峰からの帰り道でした。
霧ケ峰到着時に燃料警告ランプが点灯したのになぜか棒グラフがMAXになっている。
そこで老眼を酷使して液晶表示をみたところ初めてこれが水温計だと気付きました。
帰宅したのは午後7時ころ。
異常に気付いてからはできるだけ定速走行でエンジンに風を当てるべく、高速道路を使用して帰宅しました。
帰宅してエンジンを止めたところラジエータ周りから謎のボコボコ音。
MVアグスタ所有者がネットに残してくれた記事を過去に読み漁っていたお陰で「どこかから水が漏れている」と予想できました。

こちらの動画で7分26秒あたりで「ホットケーキのような匂いがする」と言っていますが、その現象は私のF3でもありました。
動画の機体もどこかからラジエータ駅が漏出していたのだと思われます。
先達が残してくれたネット記録を見てもMVアグスタFシリーズ(私が乗っている2019年モデル以前の話であってそれ以降の改良の有無はわからない)では、ラジエータ液が漏れてホースを社外品に替えたりする記録がありました。
気温のせいなのか、湿度のせいなのか、使い方(渋滞の有無)のせいなのか、どうやらMVアグスタ日本使用時の弱点の一つがラジエータ液関連のようです。



3.見立て&見積り

幸いにも、9月25日は涼しい日だったため水温計がMAXとその一段下を行き来する程度で済みましたがこれがもし盛夏だったならば大惨事になっていたかもしれません。
その後、販売店に連絡をとりバイクを預けることになりました。
最も近い販売店は公共交通機関の便が悪くて1.6km、公共交通機関に恵まれているが二番目に近い販売店が12km。
さすがに「ラジエータ液ゼロの可能性あり」の状態で12km走る勇気はなかったので友人に「迎えに来てくれたら最初の店は奢るから飲みに行こうぜ」という送迎依頼をして最寄り店に預けに行きました。

そちらのメカニックによる確認によれば、
 ラジエータファンとサーモスタットは正常
 漏れた箇所はウォーターポンプ
 修理代概算は144,000円

とのことで、修理をお願いしました。
修理をお願いしてから部品の発注が始まるようで、部品到着はおおむね2か月後!
日本海側ライダーとしては12月に部品到着されても4月までは乗れそうにないので冬季保管の依頼をしましょうかね・・・。


4.覚悟はしていた


直前に乗っていたモトグッチは納車に1か月ぐらい要しました(リヤハブからのオイル漏れ対策部品の到着待ち)。
仮にMVがショウワのサスを使っていたとしても直接ショウワに部品を発注するのではなくてMVに発注する関係で日本→伊→日本という無駄な工程を踏む可能性があるわけで、私のF3のウォーターポンプがどこの国の製品であろうとも、到着に2か月かかるのは仕方のないこととあきらめています。
その代わり私にはバイク以外にも趣味があります。
男友達に恵まれて毎週飲みに行こうと思えばそれも可能ですし、東洋武術という趣味もあります。
バイクに乗れない期間にそういう趣味で遊ぶことができれば、修理期間が長いことはあまり気になりません。
趣味をバイクに全振りするのではなくて、2~3種の趣味を切り替えながら趣味を充実させる、外車のバイクはそういう方向きだと思いました。
もちろん、安定性のある国産と趣味性の高い外車という遊び方ができる方はその限りではありませんが。


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