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F3ツーリングのコツ・その3

モード切替を使おう(とくにRAIN)

今回のツーリングで最も大きな発見は「レインモードの使い方」でした。
ツーリング中、雨はおろか濡れた路面もありませんでした。
しかしそこで試しにレインモードを使ってみたところ大きな発見がありました。
ツーリング中、工事のダンプカーやもみじマークの遅い軽トラに進路を妨害された方は多いでしょう。
そんなときに大活躍するのがレインモードでした。



私の2019年式F3、エンジンモード切替を試してみたところ、私が感じられたのは 

レイン(ロースロットル)
ノーマル(中間)
スポーツ(ハイスロットル)

といった感じです(ハイスロ・ロースロがわからない方はコチラ)。
そのレインモード、前走者が遅い状態で使うとそのマイルドなスロットル特性のお陰で疲れにくく、さらに「飛ばそう」という気にならないせいで結果として疲れないという二重の意味で疲労軽減効果がありました。


F3を紹介しているユーチューバーの中には、2020モデル(Euro5対応)以降のモデルに乗って「レインは発進が楽(低速域が太い)」と言っている方もいますが、私の2019年モデル(Euro4対応)の場合は体感できた範囲で言うと、ワイヤー式スロットルでいうところの「ハイスロかロースロか」程度の違いでした。


レインモードはロースロットル仕様になるので、高齢者マーク軽四や土砂満載ダンプの後ろを定速で走っている時のスロットルの扱いにくさからくるストレスがなくなります。
レインモードにするだけでなく左手を膝やタンクにおいて上体を支えるとさらに疲労軽減効果があります。
まあ道交法上、左手離しを推奨することはできませんがそうしたこともできるくらいスロットルレスポンスが緩くなりました。


注意点


ただしレインモードには注意点もあって、ロースロ化しただけなので発進時にはノーマルやスポーツよりもスロットルを開けなければいけません。
「ノーマルのつもりで発進したら失速した」みたいな現象が起きやすくなるので発進時にディスプレイを見てモード確認することを推奨します。


モードを切り替えて走る

走行中のモード切替は安全上の理由からダメとされていますが、自車の前後に他車が居なければ走行中のモード切替は不安なく行えます。
遅い車についていくことになったならレイン、コーナーが連続するようなところで前走車がいなければノーマル、のように切り替えて走ることで疲労軽減とコーナリングの楽しさを両立できるのではないかと思います。


私のF3は上記のとおり「スポーツはハイスロ化、レインはロースロ化」という感じでしたが他社の場合は味付けが違うかもしれません。
長距離ツーリングに行く前にある程度の距離でモードを色々試しておくと良いと思います。

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