進む未婚化、晩婚化

 未婚化、晩婚化が進んでいる。晩婚化の理由のひとつは高等教育の普及だろう。大学進学率が50越の現在、高等教育の普及が少子化に与える影響は大きい。学生結婚ってそもそも選択肢にない。働いている社会人でさえ、結婚して子どもが生まれたら養育費からなにからお金がかかりすぎるよ!って悩んでいるのに。学生結婚が選択肢にすらないってことは4年生大学に進学すると無条件に22までは結婚できないわけだ。大学院修士まで進むと24まで。さらに博士過程にまで進むと27まで(いずれも最短で学位取得の場合)。当然、晩婚化。好意にはある程度賞味期限みたいものがあるだろうから(私見)、もし学生結婚があたりまえの世の中だった場合、「私はあの人と結婚してたよ!ぼくはあの人と結婚してたよ!」っていう人たちは結構いるのでは?
 生涯学習が唱われる今日、学生結婚をリアルに考えられる世の中を整えることは鍵になる。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?