オールブラックス、ジョーディー・バレットの罪状に反抗の可能性。
オールブラックスは月曜日、ジョーディー・バレットのSANZAAR審問の結果を待っていますが、彼がどんな罪状であっても戦うことを誓っています。
バレットは、日曜日にパースで行われたラグビー・チャンピオンシップのワラビーズ戦（38-21）で、ハイボールを拾った際にマリカ・コロインベテの頭部にブーツで接触し、退場処分を受けました。
通常、レッドカードは司法の場で決着がつくものですが、オールブラックスは月曜日（ニュージーランド時間）の深夜にSANZAARプロセスを通じてその確認を聞くことを期待していました。
バレットには大会の残り期間中、出場停止処分が科せられる可能性があり、その場合、チームはバックスリーのメンバーが不足することになります。ニュージーランドからの交代要員は、クイーンズランド州で2週間の厳しい検疫を受けることになり、そのプロセスが問題となります。
イアン・フォスターヘッドコーチは、試合後、バレットが空中でボールをキャッチしていた時に起きた衝撃で退場処分を受けたことに「かなり驚いた」と述べ、その時は「ケースをまとめるだろう」と考えていたと語りました。
オールブラックスが木曜日まで隔離されているパースで月曜日に行われたミーティングでは、スコット・マクロード・ディフェンス・コーチがそのことを確認し、バレットのディフェンスには十分な根拠があると述べました。
「そして、バレットの弁護には十分な根拠があると考えています。我々の側にはいくつかの緩和された状況がありますので、それを提示します」と述べました。
その緩和された状況とは何かと聞かれ、マクラウドはこう答えた。「空中にいたこと。これまでのケースでは、そのようなことをした人は、下にいる全員がその人の面倒を見なければならないし、そのことを意識しなければならなかった」
昨日の #ラグビーチャンピオンシップ でジョーディーさんの退場があったにも関わらず、見事なゲームコントロールを見せたボーデン・バレットさんですが、6回のコンバージョンのうち3回ミスをするなどキックの精度はイマイチでした。でもフォスターHCはあまり心配してない様子🧐https://t.co/XnUdjkPl5Z
— 迷子のラグビー処🍵黒猫屋。 (@rugbykuronekoya) September 6, 2021
マクラウドは、新スキッパーのアーディ・サヴェアと先発フッカーのコディ・テイラーの状態についても報告しています。2人とも、試合中の頭部損傷の評価が不合格だったのです。
「今朝、2人とも目覚めは良く、症状も出ていません」とマクラウドは語ります。「今週、我々のプロセスを経て、彼らがどのように移動しているかを確認し、その上で決断を下すことになるでしょう」
日曜にゴールドコーストで行われるアルゼンチン戦を間近に控え、木曜日にパースからクイーンズランドに移動しなければならないことについて、マクラウドは「自分たちのペースでやっていくしかない」と語った。
「私たちは、すべての仕事を終わらせ、頭を整理し、最初の2、3日で体調を整えて、エネルギーを確保しなければなりません。そして、それが現実となるのです。クイーンズランドに到着して、できる限りの管理をして、早く落ち着かなければなりません」。
オールブラックスは今週、先発メンバーが3人になる可能性がありますが、これは長いツアーの中で、オールブラックスの層の厚さを早くから試すことになります。テイラーの状態は、他に2人のフッカーしかいないオールブラックスにとって、少し不安材料となるでしょう。