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アイルランド代表ジェームズ・ロウがオールブラックス戦で、トライよりも大切にした瞬間。
ジェームズ・ロウは、自分がオールブラックスと対戦するとは、ましてやトライを決めるとは、「100万年経ってもあると思っていなかった」と言いました。
しかし、アイルランドが29-20で勝利したダブリンでの試合で、ニュージーランド生まれのアイルランド代表ウインガーは、自分が初めて国際舞台に立つことを夢見た国との初めての対戦で、左コーナーに飛び込んでゴールを決めたとき以上に、大切な瞬間があったと語りました。
今年のシックスネーションズでは、ディフェンス面での弱点を指摘されていたロウですが、試合の重要な局面で、オールブラックスのセンター、リーコ・イオアネにトライセービングの可能性のあるタックルをして、批判に応えました。
23-20で迎えた残り8分、オールブラックスは自陣22メートルライン上でのスクラムの後、自陣内から危険なカウンターアタックを開始し、2人のオーバーラップでワイドに展開しました。
しかし、イオアネがパスを出す前に、ロウのタックルにひっかかり、ホールディングによるペナルティを与えてしまい、同じくニュージーランド出身の選手で、交代で入ったファースト5番のジョーイ・カーベリーがハーフウェイからのペナルティキックでリードを広げました。
2019年の同カードを思い出す。生観戦で『遂に生のハカを聴ける!』と思ったらアイルランドファンの歌声しか聴こえなかったのよねww https://t.co/aFEe76QOy7
— kow-say (@kowsay) November 13, 2021
ロウは試合後のテレビインタビューで、「君たちはいつも僕のD(ディフェンス)について話しているが、僕は立ち上がってリーコを叩き、ターンオーバーを奪いましたよ」と語りました。
「最初のトライのことは気にしていません。70分の一つの瞬間です。(プレーを)読むことができ、過去6、7ヶ月間やってきたことをすべて実行し、世界最高のチームを相手にそれを実現できたこと、それが私の満足するところです」
ロウは、15分に飛び込んで得点したときに試合の最初の権利を持ち、元チーフスとタスマンのスターは、フルタイムにボールを蹴り出して9点差の勝利を決めたときに、最後の権利も持ちました。
29歳の彼は、2017年にプロ14クラブのレンスターと契約した後、ワールドラグビーの3年間の滞在基準を満たしてアイルランド代表としての資格を得て、昨年11月のウェールズ戦でデビューしました。
ロウは、ネルソンで育った頃の夢は、オールブラックスと対戦することではなく、オールブラックスのためにプレーすることだったと語っています。
「100万年経ってもこんな日が来ると考えられませんでした」とロウは言います。
「子供の頃からオールブラックスになることを夢見ていました。それはとてもニュージーランドらしいことだと思います。しかし、私はその夢を諦めました。全盛期には十分な実力を発揮できなかったのです」
「しかし、ここに来て、世界最高のチームを相手にパフォーマンスを発揮することができたのは、彼らが基準となるチームだからです。自分の国の国歌を聞き、ハカの前に立ったときの気持ちは、言葉では言い表せません。子供の頃の夢です」
また、アイルランドのハーフバック、ジャミソン・ギブソン=パークとセカンドファイブのブンディ・アキもニュージーランド生まれです。