南アフリカラグビーが、ラグビーチャンピオンシップの混乱を解決するための声明を発表。
SA Rugbyは、ニュージーランドで予定されていたスプリングボクスの試合がキャンセルされたことを受けて、ラグビーチャンピオンシップの残りの試合を南アフリカで開催する用意があると発表しました。
ニュージーランドラグビー(NZR)は一晩で爆弾発言をし、ラグビーオーストラリアとSAラグビーが「一方的な」決定と呼ぶ形で、追って通知があるまで大会から事実上撤退しました。
NZRは、来月末にオークランドとダニーデンで予定されていたスプリングボクスとの試合を中止すると発表し、その後、「SANZAARパートナーに報告することなく」一方的にメディアリリースを発表し、予定されていたワラビーズとの試合のために、予定通りパースにチームを飛ばさないと発表しました。
オーストラリアとニュージーランドでコロナが発生したことにより、各州政府や国政府が渡航や検疫に関する規制を強化したため、大会の試合日程に大きな混乱が生じたことを、SANZAARが一晩のうちに発表しました。
SANZAARは「残りの試合のための適切な解決策を見つけるために、すべての関係者、および大会に関連する商業パートナーや権利を保有する放送局と昼夜を問わず作業を行っています」と述べています。
SA RugbyのCEOであるジュリー・ルーは次のように述べています「我々は、政府の承認を待って、南アフリカで残りの大会を開催する準備と能力があることをSANZAARに伝えました」
「しかし、我々は現在、現行のコロナの制限の中でラグビーテストを実施することに精通しており、必要な会場や宿泊施設も用意しています。あとはゴーサインを出すだけです」
スプリングボクスとプーマスは、日曜日の夜にオーストラリアへ飛ぶ予定でしたが、大会の新しいスケジュールが決定するまで、このフライトは保留となりました。
SANZAARは、南アフリカでの開催を含むさまざまな選択肢を検討しており、物流、商業、放送などすべての面を考慮した上で発表を行う予定です。
明日、ネルソン・マンデラベイ・スタジアムで行われるラグビーチャンピオンシップのスプリングボクス対プーマスの試合には影響がなく、予定通り行われます。