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フランスが新型コロナの規定変更し、シックスネーションズに影響か

イングランド、アイルランド、イタリアの選手と観客は、シックスネーションズのパリでの試合に先立ち、フランスの新型コロナへの大幅な規定変更に直面することになりました。

テレビニュースのEuronewsによると、1月24日からフランスを訪れるすべての人は、入国を許可される前にワクチンパスポートの所持が義務づけられるそうです。

セルビア人テニスプレーヤー、ノバク・ジョコビッチのオーストラリア入国にまつわる長い騒動に続き、フランス政府もシックス・ネーションズにこのような疑念を抱かせないようにするためです。

フランスの国会議員は昨夜、同国の新型コロナ健康パス要件をワクチンパスに格上げする法律を承認しました。

これにより、予防接種を受けた人、あるいは最近この病気から回復した人だけが、バー、レストラン、文化・レジャー施設、大規模な見本市、長距離の国内公共交通機関を利用できるようになります(以前は新型コロナ検査で陰性であったことが認められれば問題なしだった)

ロクサナ・マラシネアヌ・スポーツ相がツイートによると「法律が公布され次第、すべての観客、選手、フランス人、外国のプロフェッショナルの方を対象に、すでに健康パスの対象となっている公共施設(スタジアム、劇場、展示会)への入場には(ワクチンパスが)義務付けられることになります」との事です。

フランスでは現在、ワクチン未接種の外国人の入国を原則認めていますが、国ごとの疫学的状況によって規則が異ります。

そのため、一部の渡航者は「やむを得ない」理由を説明し、到着後10日間の厳しい検疫を受ける必要があります。

また、EU圏外からの渡航者は、ワクチン接種の有無にかかわらず、検査で陰性であることを提示する必要があります。

この規制の変更は、現在ワクチン未接種の方にとって、手続き完了までのタイムラグが問題となる可能性があります。

RFUは以前、イングランドの選手とスタッフが85%のワクチン接種目標を達成していることを確認しましたが、その後プレミアシップ・ラグビーは、リーグの選手とスタッフ1260人のうち97%がワクチン接種を受けていると発表しています。

糖尿病を患っているヘンリー・スレイドは、昨年、ワクチンを接種しないという最初の声明を撤回し、一方で、起こりうる副作用への警戒を表明し続けました。

IRFUによると、アイルランドではプロ選手のCOVIDワクチン接種率は99.2%ですが、イタリアのプロラグビー界の状況は確認されていません。

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