シェーン・ウィリアムズ、オールブラックスはカーディフでスロースタートをしない。
元ウェールズ代表でブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズのウイング、シェーン・ウィリアムズは、10月30日に行われるオールブラックス戦、そしてその後の南アフリカ、オーストラリア、フィジーとの対戦に向けて、ウェールズの今後の展開を懸念してます。
ウィリアムズはRugby Paperのコラムで、ウェールズはいつも秋のキャンペーンのスタートが遅いと述べています。
「オールブラックスは、カーディフでスロースタートすることはないでしょう。オールブラックスは、ラグビーチャンピオンシップで優勝したことで、すべてのシリンダーに火がつき、非常に印象的なラグビーをしています」
「確かに、彼らは最後の試合で南アフリカに負けたが（なんてテストマッチだったんだ！)、チャンピオンシップを見ていると、イアン・フォスターがチームに影響を与え始めているように思います」
「アーディー・サヴェアがスプリングボクス戦で決めたトライは、ファーストフェイズからすぐに決めたもので、今のオールブラックスの勢いを感じさせました」
「現代のディフェンスは組織化されているので、ラインアウトからそのまま得点することは非常に稀ですが、フォスターのチームはまさにそれをやってのけました。サヴェアは、南アフリカのハーフウェイ内の最後尾で、アキラ・イオアネを持ち上げてラインアウトボールを獲得し、動きを開始しました」
「そこからの動きは非常にシャープだった。南アフリカのディフェンスのレベルを疑う人もいるかもしれないが、ボーデン・バレットとリーコ・イオアネが中盤で素晴らしいブレイクを見せ、サヴェアが素晴らしいサポートラインを走った後にトライを決めた」
「ウェールズはニュージーランドに一歩も譲らないという警告でもあります」とウィリアムズは語りました。
ですが、ウェールズがオールブラックスを抑えるのは難しいでしょう。
「ウェールズは、スクラムの後ろで何も与えないようにしなければなりません。サヴェアのトライは、ニュージーランドに一歩でも譲るという事は、1マイを譲ることであるということを示しています」と彼は言います。
ウィリアムズは、ウェイン・ピバックHCが大きな決断を迫られていると言います。特に、この試合では多くの選手が欠場するためです。
ニュージーランド代表のギャレス・アンスカムに、2年間の故障から復帰して間もない時期にプレーしてもらうのは酷だと感じていたウィリアムズですが、ピバックHCが彼をファースト・ファイブエイトでプレーさせることを選ぶだろうと予想していた。
「彼の成功を祈っています。ウェールズでの復帰戦が、自分の生まれた国と対戦することは、彼にとって大きな意味を持つと思います」と語った。
ウェールズ代表が集まった瞬間から、素早い行動が求められます。
「オールブラックスとの試合に向けて、すべてのセッションが重要になってくるので、ぐずぐずしていられません。ウェールズは最初から8ボールの後塵を拝することになるでしょう」
「問題は、世界最高のチームに対抗するために、すぐに追いつけるかどうかです」と彼は言います。
スーツが似合いすぎる方々🧐#オールブラックス | #オータム・ネーションズシリーズ pic.twitter.com/Mnpn60RLXR
— オールブラックスに恋をして。 (@rugbykuronekoya) October 10, 2021