元アイルランド代表キャプテン、ローリー・ベストがMLRシアトル・シーウルブズのコーチに就任。
元アイルランド代表フッカーのロリー・ベストが、シアトル・シーウルブズの新テクニカルコーチに就任し、プロラグビー界に復帰することになりました。
ベストは、元オスプレイのヘッドコーチであるアレン・クラーク氏や、前職のラグビーディレクターから交代して暫定ヘッドコーチに就任したパテ・ツイレブカ氏とともに、大規模な採用活動を行います。
シーウルブズは声明の中で次のように述べています。「現在のスタッフの変更に加えて、シーウルブズはアレン・クラークとローリー・ベストをコーチングチームに加え、豊富な経験を生かしてシアトルの技術とハイパフォーマンススキルを強化します。クラークとベストは、2021年の残りのシーズンまでシアトルに在籍し、現在のキャンペーンの指揮を助け、クラブの将来の発展のための基礎を築きます」
ベストは、日本で開催されたラグビーワールドカップから帰国後、2019年末に引退しました。今回の38歳の契約は、シアトル・シーウルブズの大きな意思表示であり、ベストにとってはプロコーチへの冒険的な初進出となります。MLR側によると、ベストは 「エリート選手のスキルと能力の構築を支援するため、シーウルブズのコーチングスタッフに加わる 」とのことです。
ベストは、アイルランド代表として124キャップを獲得し、2013年と2017年の2回、ブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの一員としてツアーに参加しました。多くの人は、アルスターのベテランフッカーが永続的に農業に戻ることを期待していましたが、彼は明らかに、スタートアップのアメリカリーグのエキサイティングな可能性に魅了されています。