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ウェールズのスタープレーヤー2人がカーディフでのビッグテストマッチに参加できない可能性。
ウェールズ代表HCのウェイン・ピバックは、10月31日にカーディフで行われるオールブラックスとのテストで、キープレーヤーであるダン・ビガーとタウルペ・ファレタウを選出できないことになりました。
2019年日本で開催されたワールドカップ後にウォーレン・ガットランドの後任として就任し、今年はウェールズをシックスネーションズで優勝に導いたニュージーランド人のピバックは、オールブラックスとの試合がワールドラグビーのインターナショナル期間外になるため、イングランドのクラブと契約している選手を選択することができないと言われています。
NZラグビーとウェールズラグビー協会は、7万人収容のプリンシパリティ・スタジアムでテストを行うことに合意しており、放送料、入場料、スポンサー収入などでそれぞれ数百万ドルを手にする可能性があります。
オールブラックスのイアン・フォスターHCは、今年末までの契約で、NZラグビーが2023年のワールドカップまで契約を延長することを望んでいますが、カーディフでの試合に向けて、スター選手であるブロディー・レタリックとボーデン・バレットをメンバーに加える予定です。
ピバックにとってはわずかな慰めかもしれませんが、少なくとも、ノーサンプトンとバースと契約しているビガーやファレタウを考慮することができないということで、オールブラックスのテストに向けて計画を立てなければならないことがわかります。
ウイングのルイス・リーズ=ザミット(グロスター)とファーストファイブのカラム・シーディ(ブリストル)もイングランドのプレミアシップクラブと契約しているため、ピバックの候補にはなりません。
ビガーとファレタウは、クラブや国での活躍により、7月から8月にかけて行われるブリティッシュ・アンド・アイリッシュ・ライオンズの南アフリカ遠征(8試合)に参加することが期待されています。