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ニュージーランドの6チームが、クイーンズタウンに拠点を移動か?
ニュージーランドに新たに発生した新型コロナの脅威を抑えるため、スーパーラグビーパシフィックチーム5チームとモアナ・パシフィカをクイーンズタウンに移転させる話し合いが進められていると報じられています。
各メディアの報道によると、ニュージーランドラグビー協会(NZR)、ニュージーランドラグビー選手協会(NZRPA)、全6チームは、キウイを拠点とするフランチャイズをセントラル・オタゴのリゾート地に集中させる構想について前向きに協議しているとのことです。
このような動きは、6つのチームのいずれかが新型コロナを発症する可能性を最小限に抑えるために計画されているもので、オミクロン株の影響がニュージーランド中に広がり始め、試合がキャンセルされる可能性があるからです。
もし、選手がウイルスに感染した場合、チーム全員と経営スタッフが密接な接触者とみなされ、政府のプロトコルにより10日間の自己隔離を余儀なくされます。
その後の検査で陰性であれば、チームは再びプレーすることができるますが、スーパーラグビー・パシフィックの厳しいスケジュールにより、試合日程の変更が不可能なため、感染したチームが参加する試合は不可能となります。
ニュージーランドの6チームがクイーンズタウンを本拠地とする場合でも、選手はコロナに感染する可能性がありますが、チームを集中させたのは、家庭内の身近な人との接触を少なくするためという論理です。
クィーンズタウンには、プレー、トレーニング、宿泊のための施設が数多くあるため、チームが本拠地を置く場所として最適なのです。
2月18日にマウント・スマート・スタジアムで行われるブルースとモアナ・パシフィカの一戦を皮切りに、早ければ来週にもクイーンズタウンにチームが集結する可能性があると報じられています。
この措置には費用がかかりますが、昨年のオークランドのNPC3チームのように、急遽、出場出来ないと判断されるよりは、放送収入に影響が出るため、好ましい選択肢であると理解されています。
📝チーフスのマクミランHCはオールブラックスの合流について「昨年もそうだったのですが、個別に合わせてアプローチするという方針をとっています」と語り、「彼らの欠場は他の選手の活躍の場を広げることになるのです」長い目で見ればクラブにとって有益であるとしています🧐https://t.co/ijbCyKBDQu
— ALL BLACKS番記者・黒猫 (@rugbykuronekoya) January 29, 2022
NZRのプロラグビー責任者であるクリス・レンドラム氏は、New Zealand Herald紙に「ニュージーランドにある6つのクラブすべてが1つの場所に移動することについて話しています」と述べました。
「もし、そうすれば、これらのゲームを中断することなくプレーできるチャンスが増えると思います。確実なことは何もありませんが、そのようなことも検討されています」
「しかし、一カ所に集めることで、コンプライアンス上の課題が取り除かれ、親しい間柄でのリスクも軽減されるかもしれません」
レンドラム氏は、この移動は、6週間までの一時的なものであり、特に、昨年末に3ヶ月間の海外遠征を経てMIQを離れたばかりのオールブラックスにとっては、厳しい要求であろう、と付け加えています。
しかし、最初のシグナルは、選手たちが大会を進める必要性を理解し、この計画を受け入れていることを示していると述べました。
しかし、最初のシグナルは、選手たちが大会を進める必要性を理解し、この計画を受け入れていることを示していると述べました。
「不完全なシナリオだ。しかし、彼らはコロナの期間中、素晴らしいパートナーでした」
「彼らは、このコンペティションに参加したいので、なぜ、このようなことが議論されているのか、なぜ、このような選択肢があるのか、理解してくれています。彼らは、プレイをやりたがっています」